二級ボイラー技士 ボイラーの構造 練習問題 第9問: 貫流ボイラーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
貫流ボイラーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 4. 貫流ボイラーは給水が管内を一方向に流れながら加熱・蒸発・過熱される構造であり、ドラムを持たない
貫流ボイラーは給水を一方向(貫流)に管内を流しながら予熱・蒸発・過熱させる構造で、ドラム(汽水分離胴)を持たないことが最大の特徴である。したがって「給水が管内を一方向に流れながら加熱・蒸発・過熱される構造であり、ドラムを持たない」は正しい。「貫流ボイラーはドラムを持ち水の循環によって蒸気を発生させる」は誤りで、貫流ボイラーにはドラムがなく給水が一方向に流れる。「低圧・低負荷の用途にのみ適しており高圧仕様は製造されない」は誤りで、貫流ボイラーは高圧・大容量から小型パッケージ型まで幅広く製造されている。「保有水量が多いため起動に時間がかかる」は誤りで、貫流ボイラーは保有水量が少なく、起動が短時間で完了するのが特徴である。「伝熱面積の計算に含まれない」は誤りで、ボイラー及び圧力容器安全規則上、貫流ボイラーも定義・規制の対象であり伝熱面積の算定対象となる。なお、ボイラー及び圧力容器安全規則第24条によりボイラー取扱作業主任者の選任に係る伝熱面積の合算では、貫流ボイラーの伝熱面積は『実際の伝熱面積を10で除した値(1/10換算)』として合算する規定が設けられている。
根拠法令: ボイラー及び圧力容器安全規則第1条・第24条
関連キーワード: 貫流ボイラー・ドラム不要・保有水量・一方向流れ・1/10換算
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