二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第24問: 燃焼ガス成分の測定と意味に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
燃焼ガス成分の測定と意味に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 5. 排ガス中のCO2濃度が最大理論CO2濃度(CO2 max)に近いほど、燃焼状態が良好であることを示す
CO2 max(最大炭酸ガス濃度・最大CO2濃度)とは、理論空気量で完全燃焼させたときの排ガス中のCO2濃度の最大値である。実際の排ガスのCO2濃度がCO2 maxに近いほど、過剰空気が少なく(空気比が小さく)かつ完全燃焼に近い良好な燃焼状態であることを示す。したがって「排ガス中のCO2濃度が最大理論CO2濃度(CO2 max)に近いほど、燃焼状態が良好であることを示す」は正しい。「排ガス中のO2濃度が低いほど空気比が大きく過剰空気が多い」は逆で、O2濃度が低いほど過剰空気が少なく(空気比が1に近い)、O2濃度が高いほど過剰空気が多い。「完全燃焼しているにもかかわらず排ガス中にCOが検出されることがある」は誤りで、COは不完全燃焼の証拠であり完全燃焼ではCOは検出されない(CO=0)。「排ガス中のCO2濃度が高くなるほど空気比は大きくなる」は逆で、CO2濃度が高いほど空気比は小さい(理論空気量に近い)。「オルザット分析計はO2とNOxを同時に測定できる」は誤りで、古典的なオルザット分析計は『CO2・O2・COの3成分』を順次吸収液(CO2は水酸化カリウム溶液、O2はピロガロール溶液、COは塩化銅アンモニア溶液)で吸収させて体積差から濃度を測定する装置であり、NOxの直接測定はできない。
関連キーワード: CO2 max・排ガス分析・空気比・完全燃焼・オルザット分析計
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