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二級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第39問: ボイラー燃焼における総合的な熱効率向上策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題 39 / 40あと 1 問で 100% に到達
上級燃料及び燃焼難易度目安 30%

ボイラー燃焼における総合的な熱効率向上策に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 1. エコノマイザ(節炭器)は排ガスの余熱で給水を予熱する装置であり、排ガス温度を低下させることで熱効率を向上させる

エコノマイザ(節炭器・給水予熱器)は、ボイラーの排ガス出口側に設置され、排ガスが持つ余熱(高温)を利用してボイラーへの給水を予熱する熱交換器である。給水温度を上昇させることでボイラー本体での加熱負荷が減り、同時に排ガス温度が低下して(排ガス熱損失が減少し)ボイラーの熱効率が向上する。「エコノマイザは排ガスの余熱で給水を予熱する装置であり、排ガス温度を低下させることで熱効率を向上させる」は正しく、これが正答である(選択肢1が正しい)。「排ガス温度を高くすることは排ガス熱損失を減らし熱効率向上に直接寄与する」は誤りで、排ガス温度が高いほど排ガス熱損失は大きくなり熱効率は低下する(選択肢2は誤り)。「空気予熱器は給水を予熱するための装置であり燃焼用空気の加熱には使用できない」は誤りで、空気予熱器(エアプレヒーター)は排ガスの余熱を利用して燃焼用空気を予熱する装置であり、給水を予熱するのはエコノマイザの役割である(選択肢3は誤り)。「熱効率向上のために伝熱面積を可能な限り減らすことが推奨される」は誤りで、伝熱面積が大きいほど熱交換効率が高くなるため伝熱面積の確保が重要である(選択肢4は誤り)。「エコノマイザを設置するとSOxによる低温腐食が完全に防止できる」は誤りで、エコノマイザ設置により排ガス温度が低下すると硫酸露点以下になり低温腐食リスクが高まる場合があり、完全防止とは言えない(選択肢5は誤り)。

関連キーワード: エコノマイザ・排ガス余熱回収・熱効率・空気予熱器・低温腐食

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