毒物劇物取扱者試験(一般) 基礎化学 練習問題 第12問: プロパン C3H8 が完全燃焼して二酸化炭素と水を生じる反応を、係数が最も簡単な整数比になるように化学反応式で表したとき、酸素 O2 に付く係数として正しいもの
プロパン C3H8 が完全燃焼して二酸化炭素と水を生じる反応を、係数が最も簡単な整数比になるように化学反応式で表したとき、酸素 O2 に付く係数として正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 5
完成した反応式は C3H8 + 5O2 → 3CO2 + 4H2O です。まず炭素原子は左辺に 3 個あるので CO2 の係数は 3、水素原子は左辺に 8 個あるので H2O の係数は 4 と決まります。次に右辺の酸素原子は 3×2+4×1=10 個となり、左辺で O2 の係数を x とすると 2x=10 から x=5 が導かれます。したがって 4 が正解です。2 の 3 は二酸化炭素の係数、3 の 4 は水の係数であり、酸素の係数ではありません。1 の 2 はメタン CH4 が完全燃焼する場合の酸素の係数で、炭素数・水素数が異なるプロパンには当てはまりません。
関連キーワード: 化学反応式・係数のつり合い・完全燃焼・原子の保存
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 毒物劇物
毒物劇物取扱者の語呂合わせ|特定毒物10品目は、名前の形だけで6・2・2に割れる
特定毒物は指定令第3条の10品目しかなく、うち6つは名前に「ホスフエイト」か「ホスホルアミド」が入っています。化学の知識を使わず名前の形だけで分類する手順と、法別表第三と指定令が同じ順に並んでいること、特定毒物にだけ濃度の但書きが1つも無いことを条文で確認します。
- 毒物劇物
毒物劇物取扱責任者が必要な場所|販売店だけではなく、めっき・熱処理・しろあり防除・大型運送にも設置義務がある
毒物劇物取扱責任者は毒物劇物営業者の製造所・営業所・店舗だけの話ではありません。毒物及び劇物取締法22条と施行令41条は、電気めっき・金属熱処理・大型自動車での運送・しろあり防除の4事業にも届出と規定の準用を課しています。しかも事業ごとに対象の物質が違います。さらに8条1項には試験合格以外に2つのルートがあります。条文で確認します。
- 毒物劇物
毒物劇物取扱者試験の実地試験とは|「識別」に独立した足切りがあり筆記 6 割では届かない
毒物劇物取扱者試験は筆記 3 科目では終わりません。4 科目目の「毒物及び劇物の識別及び取扱方法」は実地試験と呼ばれ、多くの県が筆記とは別に足切りを置いています。神奈川・北海道・東京・埼玉の合格基準を並べ、どこに独立した壁があるかを整理しました。


