毒物劇物取扱者試験(一般) 基礎化学 練習問題 第24問: 0.10 mol/L の塩酸 20 mL をちょうど中和するために必要な 0.050 mol/L の水酸化ナトリウム水溶液の体積として正しいものはどれか。ただし
0.10 mol/L の塩酸 20 mL をちょうど中和するために必要な 0.050 mol/L の水酸化ナトリウム水溶液の体積として正しいものはどれか。ただし塩酸と水酸化ナトリウムはいずれも 1 価であり、HCl + NaOH → NaCl + H2O の反応が起こるものとする。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 40 mL
中和が過不足なく起こるのは、酸が出す水素イオンの物質量と塩基が出す水酸化物イオンの物質量が等しいときです。どちらも 1 価なので、酸の物質量は 0.10 mol/L×0.020 L=0.0020 mol、これと等しくなる塩基の体積を V[L]とすると 0.050×V=0.0020 より V=0.040 L=40 mL となり、4 が正解です。1 の 10 mL は濃度の比を逆に使った値で、うすい方の溶液が少量で済むことになり不合理です。2 の 20 mL は濃度が違っても同体積で中和すると誤解した値です。3 の 80 mL は係数を 2 と取り違えて 4 倍にした値であり、1 価どうしの 1:1 反応であることに反します。
関連キーワード: 中和・化学反応式・量的関係・モル濃度
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 毒物劇物
毒物劇物取扱者の語呂合わせ|特定毒物10品目は、名前の形だけで6・2・2に割れる
特定毒物は指定令第3条の10品目しかなく、うち6つは名前に「ホスフエイト」か「ホスホルアミド」が入っています。化学の知識を使わず名前の形だけで分類する手順と、法別表第三と指定令が同じ順に並んでいること、特定毒物にだけ濃度の但書きが1つも無いことを条文で確認します。
- 毒物劇物
毒物劇物取扱責任者が必要な場所|販売店だけではなく、めっき・熱処理・しろあり防除・大型運送にも設置義務がある
毒物劇物取扱責任者は毒物劇物営業者の製造所・営業所・店舗だけの話ではありません。毒物及び劇物取締法22条と施行令41条は、電気めっき・金属熱処理・大型自動車での運送・しろあり防除の4事業にも届出と規定の準用を課しています。しかも事業ごとに対象の物質が違います。さらに8条1項には試験合格以外に2つのルートがあります。条文で確認します。
- 毒物劇物
毒物劇物取扱者試験の実地試験とは|「識別」に独立した足切りがあり筆記 6 割では届かない
毒物劇物取扱者試験は筆記 3 科目では終わりません。4 科目目の「毒物及び劇物の識別及び取扱方法」は実地試験と呼ばれ、多くの県が筆記とは別に足切りを置いています。神奈川・北海道・東京・埼玉の合格基準を並べ、どこに独立した壁があるかを整理しました。


