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第一種衛生管理者 労働生理 練習問題 第24問: 有害物質の体内動態(吸収・分布・代謝・排泄:ADME)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

問題 24 / 30あと 3 問で 90% に到達
上級労働生理難易度目安 46%

有害物質の体内動態(吸収・分布・代謝・排泄:ADME)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. 脂溶性の高い化学物質は、水溶性のものと比較して肺から血液へ移行しやすく、血液脳関門も通過しやすい

脂溶性(lipophilic)の高い化学物質は、細胞膜(脂質二重層)を容易に通過するため、肺の血液-空気関門・脳の血液脳関門(BBB)・胎盤等をより容易に通過します(選択肢2が正しい)。有害化学物質の曝露経路としては呼吸器(揮発性物質・粒子等)が最も重要であることが多く、皮膚経路・経口経路も重要です(選択肢1は誤り)。代謝により毒性が増す「毒性化」(bioactivation)も起こります(例:ベンゼン→ベンゼンエポキシド等の活性代謝物)(選択肢3は誤り)。鉛は体内に吸収されると骨・血液・軟組織に分布し、骨に長期蓄積されます(選択肢4は誤り)。メチル水銀は脂溶性が高く(有機水銀)、血液脳関門・胎盤を通過して脳・胎児に移行し、神経毒性を発揮します(水俣病の原因)(選択肢5は誤り)。

関連キーワード: 脂溶性・血液脳関門・ADME・代謝活性化・鉛蓄積・メチル水銀

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