危険物取扱者 乙種第3類 危険物の性質と消火 練習問題 第86問: りん化カルシウム (Ca₃P₂) の性状として、正しいものはどれか。
りん化カルシウム (Ca₃P₂) の性状として、正しいものはどれか。
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正解: 1. 暗赤色の固体で、水だけでなく弱酸とも反応してりん化水素 (ホスフィン) を発生する
りん化カルシウム (Ca₃P₂) は暗赤色の固体であり、水だけでなく弱酸とも反応して、有毒で自然発火性のあるりん化水素 (ホスフィン、PH₃) を発生する (選択肢1が正しい)。水との反応式は Ca₃P₂ + 6H₂O → 3Ca(OH)₂ + 2PH₃↑ である。常温で固体であり、無色透明の液体 (選択肢3) ではない。銀白色の軟らかい金属 (選択肢4) はカリウム・ナトリウムなどのアルカリ金属の説明である。アセチレンを発生する (選択肢5) のは炭化カルシウム (CaC₂) であり、りん化カルシウムの発生ガスはホスフィンである。水との反応は発熱を伴う危険な反応であり、「安定な水溶液となる」(選択肢2) は誤りである。湿気だけでも徐々にホスフィンを発生するため、容器を密栓し乾燥した場所に貯蔵する必要がある。
根拠法令: 消防法別表第一(第3類)
関連キーワード: りん化カルシウム・Ca₃P₂・暗赤色固体・ホスフィン・弱酸との反応
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