ITパスポート初心者が最初につまずくのは、試験の難しさそのものより「どこから始めるか」です。テクノロジ系から全部理解しようとして止まる人もいれば、経営用語が読めずにストラテジ系で止まる人もいます。
ITパスポートは100問120分のCBT試験で、合格には総合600点以上に加え、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各300点以上が必要です。受験料は7,500円(税込)。初心者は得意分野を伸ばすより、300点未満の穴を作らない順番で進める方が安定します。
90日・1日45〜60分のペースで進めると総学習時間は67〜90時間になります。合格に必要な学習時間の目安は個人差がありますが80〜100時間程度と言われることが多く、このペースでは下限に近い水準です。IT用語に全く馴染みがない人は1日60分以上確保するか、学習期間を伸ばすことを検討してください。
この記事では、最初の7日で自分の詰まり方を見つけ、90日で3分野を崩さないロードマップを作ります。教材選びは ITパスポートのテキスト選び、講座を使う判断は ITパスポート講座おすすめ へ分けます。
最初の7日は、理解より「読めない用語」を集める
初日にテキストの1章から完璧に読もうとすると、知らない言葉の多さで止まります。最初の7日は、全体像を見る期間にします。
| 日 | やること | 記録すること |
|---|---|---|
| 1日目 | 試験の3分野と合格基準を見る | 600点/300点の意味 |
| 2日目 | ストラテジ系を15-20ページ読む | 経営・会計・法務で止まる語 |
| 3日目 | マネジメント系を15-20ページ読む | プロジェクト管理の語 |
| 4日目 | テクノロジ系を15-20ページ読む | ネットワーク・DB・計算の語 |
| 5日目 | 読んだ分野からぴよパスで各分野5〜10問を試す(答えが分からなくてもOK) | 正誤より「読めない選択肢の言葉」を書き出す |
| 6日目 | 用語ノートを3列に分ける | 読める/見たことある/初見 |
| 7日目 | 90日の計画に置き換える | いちばん重い分野 |
5日目のポイントは点数ではなく「読めない言葉を洗い出すこと」です。初日から全問正解は不要で、分からなくても問題ありません。ぴよパスの ITパスポート160問 は分野別に解けるため、この診断に活用できます。
ここで大切なのは、「自分はIT用語が読めないのか、経営用語が読めないのか、計算が重いのか」を分けることです。
独学の本命テキスト
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90日は3分野を薄く、何度も回す
初心者向けの90日計画は、1分野ずつ完了させるより、3分野を何度も回す方が向いています。
| 期間 | 目的 | やること | 1日の目安 |
|---|---|---|---|
| 1週目 | 詰まり方の診断 | 3分野を薄く触り、用語を集める | 45〜60分 |
| 2〜4週目 | 1周目のインプット | テキストを浅く読み、各章で10〜15問解く | 45〜60分 |
| 5〜8週目 | 分野別の補強 | 苦手分野を2日に1回混ぜ、得意分野は反復 | 60分 |
| 9〜10週目 | CBT形式に慣れる | 100問120分の感覚を作り、時間配分を確認 | 60〜90分 |
| 11週目 | 分野別300点未満の補修 | 低い分野だけ集中して底上げ | 60分 |
| 12週目 | 受験週の調整 | 新しい教材を増やさず、間違えた問題だけ復習 | 30〜45分 |
IT初心者ほど「分かった気がする」だけで進みやすいので、各章の後に必ず問題を挟みます。問題は点数を測る道具というより、知らない言葉を本文に戻すための道具です。
順番を自分で組むのが難しい、または学習時間が不規則で中断しやすい、という場合は ITパスポート講座おすすめ で学習計画ごとサポートしてくれる講座を確認してください(PR情報あり)。
3分野の役割を分けると迷いにくい
ITパスポートの3分野は、同じ暗記ではありません。
| 分野 | 初心者が詰まりやすい理由 | 先にやること |
|---|---|---|
| ストラテジ系 | 経営・会計・法律の言葉が多い | 用語と意味を1行で結ぶ |
| マネジメント系 | プロジェクトやサービス管理の流れが見えにくい | 手順を時系列で並べる |
| テクノロジ系 | ネットワーク、DB、計算が重い | 図と例で覚える |
テクノロジ系が苦手でも、最初から捨てる必要はありません。各分野300点以上が必要なので、苦手分野は「高得点を狙う」のではなく「足元を固める」と考えます。計算が重い人は ITパスポートの計算対策、セキュリティ用語で止まる人は 情報セキュリティ対策 を先に薄く見てください。
教材は1冊、演習は毎日で足りるかを判断する
初心者が教材を増やすと、どれも中途半端になります。まずはテキスト1冊と、日々の練習問題で十分かを見ます。
| 状態 | 次の一手 |
|---|---|
| テキストの説明は読める | 1冊を続ける |
| 読めるが覚えられない | 毎日10-20問の演習を追加 |
| 説明の言葉が分からない | 図解の多い教材へ変える |
| 順番を自分で決められない | 講座を検討する |
| 受験するか迷っている | 月額型で1か月だけ試す |
講座は「楽にする魔法」ではなく、順番を固定する道具です。7日触っても進み方が見えないなら、 講座比較記事 でタイプを確認してください。
初心者が避けたい3つの失敗
テクノロジ系だけで1か月使う
ネットワークやデータベースで止まると、勉強している感はあります。しかしストラテジ系とマネジメント系を後回しにすると、分野別300点未満のリスクが残ります。
用語をノートに写して終わる
用語は、1行説明と問題の中で覚えます。ノートに写すだけでは、選択肢の言い換えに対応しにくくなります。
受験日を決めないまま続ける
ITパスポートは随時CBTなので、後回しにしやすい試験です。2026年内受験を考えるなら、 申込日程記事 で休止予定も確認し、90日の終点を置きます。
90日ロードマップのチェックリスト
- 最初の7日で読めない用語を3分野に分けた
- テキストは1冊に絞った
- 2-4週目から毎日10問以上の演習を入れた
- 9週目以降に100問120分の練習を置いた
- 総合点だけでなく、3分野300点以上を見る
ITパスポート160問のオリジナル予想問題で、最初の7日診断を始める
出典:





















































