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マネジメント系はITパスポート試験を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全62問 (試験全体の約21%相当) を収録しています。本試験は合格率48.6%(令和7年度)・試験時間120分・受験料7,500円の試験で、マネジメント系は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマはITIL・スクラム・内部統制・プロジェクトマネジメントなどです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めるとITパスポート試験受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
62問のうち3問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (ストラテジ系・テクノロジ系) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
プロジェクトのスコープを階層的に分解し、成果物や作業を整理するための管理手法はどれか。
解説: WBS(Work Breakdown Structure)は、プロジェクトの成果物や作業を階層的に分解・整理するツールです。プロジェクト全体を小さな作業単位(ワークパッケージ)に分解することで、スコープの明確化やコスト・スケジュールの見積もりに役立ちます。ガントチャートはスケジュ…
ガントチャートに関する説明として、最も適切なものはどれか。
解説: ガントチャートは、縦軸に作業(タスク)、横軸に時間をとり、各作業の開始日から終了日を横棒(バー)で表すスケジュール管理ツールです。計画と実績の対比が視覚的にわかりやすく、進捗管理に広く使われます。選択肢2はPERT図・クリティカルパス法の説明、選択肢3はWBSの説明、選択肢4はリ…
次のアローダイアグラムにおいて、プロジェクト全体の最短完了日数として正しいものはどれか。 作業A(3日)→ 作業C(4日)→ 作業E(2日) 作業B(5日)→ 作業D(3日)→ 作業E(同左) ※作業Eは作業Cと作業Dの両方が完了してから開始できる。
解説: クリティカルパスを求めます。 ・経路1: A(3日)→C(4日)→E(2日) = 9日 ・経路2: B(5日)→D(3日)→E(2日) = 10日 最も長い経路(クリティカルパス)は経路2の10日です。作業Eは作業Cと作業Dの両方が完了してから始まるため、Dが完了するB→D経路の…
クリティカルパス上にある作業の特徴として、正しいものはどれか。
解説: クリティカルパスとは、プロジェクト開始から終了までの経路のうち、所要時間が最長となる経路です。この経路上にある作業は余裕時間(フロート/スラック)がゼロのため、1日でも遅延するとプロジェクト全体の完了日が遅延します。逆に、クリティカルパス上の作業を短縮すれば、プロジェクト全体の完…
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)に関する説明として、最も適切なものはどれか。
解説: PMBOK(Project Management Body of Knowledge)は、米国のPMI(Project Management Institute:プロジェクトマネジメント協会)が発行するプロジェクトマネジメントの知識体系ガイドです。IT分野に限らず、あらゆる産業・…
プロジェクトのコスト管理において、EVM(Earned Value Management)で使用される指標の説明として正しいものはどれか。
解説: EVM(Earned Value Management)の主な指標: ・SPI(Schedule Performance Index)= EV ÷ PV。1.0未満はスケジュール遅延を示します。 ・CPI(Cost Performance Index)= EV ÷ AC。1.0未…
プロジェクトマネジメントにおけるリスク対応戦略のうち、「リスクが発生する可能性を下げる、または発生した場合の影響を小さくする」対応はどれか。
解説: リスク対応戦略は4種類あります。 ・リスク回避:リスクが発生する原因となる作業や計画を変更・中止してリスクそのものを排除する。 ・リスク軽減(低減):リスクの発生確率や影響度を許容できるレベルまで下げる。 ・リスク移転:保険加入や外部委託など、リスクの影響を第三者に移す。 ・リス…
プロジェクト憲章(プロジェクト・チャーター)に含まれる内容として、最も適切なものはどれか。
解説: プロジェクト憲章(Project Charter)は、プロジェクトを正式に認可する文書です。プロジェクトの目的・目標、スコープ、主要な成果物、概算予算、主要マイルストーン、ステークホルダー、プロジェクトマネージャーの権限などを定めます。プロジェクト開始時に作成され、プロジェクトの…
プロジェクトのスケジュール短縮手法のうち、クリティカルパス上の作業にリソースを追加投入してスケジュールを短縮する手法を何というか。
解説: クラッシング(Crashing)は、クリティカルパス上の作業に追加の人員や設備などのリソースを投入して作業期間を短縮し、プロジェクト全体のスケジュールを圧縮する手法です。コスト増加を伴うのが特徴です。ファスト・トラッキングは本来順序実施の作業を並行実施してスケジュールを短縮する手…
プロジェクト完了時に実施するプロジェクトレビュー(振り返り)の主な目的はどれか。
解説: プロジェクト完了時のレビュー(振り返り)では、プロジェクトを通じて得た「うまくいったこと」「改善すべきこと」などの教訓(Lessons Learned)を文書化・共有することが主な目的です。これにより、組織の知識として蓄積され、次のプロジェクトでの品質向上・効率化に活用されます。…
ITILに関する説明として、最も適切なものはどれか。
解説: ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、英国政府機関(当初はCCTA、現在はCabinet Office)が策定したITサービスマネジメントのベストプラクティス(優良事例集)です。ITサービスの設計・移行・運用・継…
SLA(サービスレベルアグリーメント)に関する説明として、正しいものはどれか。
解説: SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意書)は、ITサービス提供者と顧客・利用者の間で、サービスの品質水準(可用性、応答時間、障害対応時間、稼働率など)について合意した文書または契約です。例えば「システムの月間稼働率99.9%以上」「障害発生時は…
ITILにおけるインシデント管理の主な目的はどれか。
解説: インシデント管理(Incident Management)の主な目的は、ITサービスへの影響を最小化し、できるだけ早くサービスを正常な状態に回復させることです。根本原因の解決よりも、まずサービス復旧を優先します。根本原因の特定と恒久対策の実施は「問題管理(Problem Mana…
ITILにおける変更管理(チェンジマネジメント)の目的として、最も適切なものはどれか。
解説: 変更管理(Change Management)は、ITインフラ・システム・サービスへの変更を、承認プロセス・影響評価・テスト・ロールバック計画などの標準化されたプロセスで管理する仕組みです。変更によるサービス障害や品質低下のリスクを最小化しながら、必要な変更を確実に実施することが…
サービスデスクに関する説明として、最も適切なものはどれか。
解説: サービスデスク(Service Desk)は、ITサービスの利用者が問い合わせ・インシデント報告・サービス要求などを行う単一の窓口(SPOC:Single Point of Contact)です。ユーザーの問題を直接解決したり、解決できない場合は専門チームへエスカレーション(引き…
ITILにおける構成管理(CMDB)の役割として、正しいものはどれか。
解説: CMDB(Configuration Management Database:構成管理データベース)は、IT環境を構成するすべての構成アイテム(CI:Configuration Item)の情報—サーバー、ネットワーク機器、ソフトウェア、サービスなど—を記録・管理するデータベース…
ITILにおける問題管理(プロブレムマネジメント)と、インシデント管理の違いとして正しいものはどれか。
解説: インシデント管理はサービスへの影響を最小化し、できるだけ早くサービスを復旧させることを目的とします。根本原因の解決よりもサービス復旧を優先します。一方、問題管理はインシデントの根本原因(Problem)を特定・分析し、恒久対策を実施して再発防止を図ることを目的とします。両者は連携…
SLM(サービスレベル管理)における重要な活動として、最も適切なものはどれか。
解説: SLM(Service Level Management:サービスレベル管理)は、SLAで合意したサービス品質指標(稼働率・応答時間・解決時間など)を継続的に監視・測定し、顧客とのサービスレビューを実施するプロセスです。目標を達成できていない場合はサービス改善計画(SIP:Ser…
ウォーターフォールモデルの特徴として、最も適切なものはどれか。
解説: ウォーターフォールモデルは、要件定義→基本設計→詳細設計→実装(コーディング)→単体テスト→結合テスト→システムテスト→受入テスト→運用の各工程を順番に実施する開発手法です。水が上から下に流れるように、前工程の成果物を確認・承認してから次工程に進みます。計画通りの進行が求められる…
アジャイル開発の特徴として、最も適切なものはどれか。
解説: アジャイル開発は、短い開発サイクル(イテレーション/スプリント)を繰り返しながら動作するソフトウェアを段階的に提供し、変化する要求に柔軟に対応する開発手法です。アジャイルマニフェスト(2001年)では「動くソフトウェア」「顧客との協調」「変化への対応」を重視する価値観を示していま…
スクラムにおける「スプリント」の説明として、正しいものはどれか。
解説: スクラムにおけるスプリント(Sprint)は、1〜4週間(一般的には2週間)の固定された反復開発サイクルです。各スプリントの開始時にスプリントプランニングで実施する作業を選択し、終了時にスプリントレビューで動作するソフトウェアをデモします。スプリントは中断・キャンセルされることな…
DevOpsに関する説明として、最も適切なものはどれか。
解説: DevOpsは、開発(Development)と運用(Operations)チームのサイロを取り除き、協力・連携を促進する文化・手法・ツールセットの組み合わせです。継続的インテグレーション(CI)、継続的デリバリー/デプロイメント(CD)、インフラのコード化(IaC)などを活用し…
ソフトウェアテストにおけるブラックボックステストの説明として、正しいものはどれか。
解説: ブラックボックステストは、テスト対象のプログラム内部構造(アルゴリズムやコード)を意識せず、仕様書や要件定義書に基づいて入力値と出力値の関係が正しいかを検証するテスト手法です。同値分割法・境界値分析などがよく使われます。内部構造を把握してテストするのはホワイトボックステスト(グラ…
システムテストの種類のうち、負荷を徐々に増加させてシステムの限界点(性能の限界や障害発生点)を把握するために実施するテストはどれか。
解説: ストレステスト(Stress Test)は、通常の運用時を超えた高負荷・限界条件下でシステムを動作させ、処理能力の限界や障害発生点を把握するテストです。負荷テストがSLAで定めた条件下での性能を確認するのに対し、ストレステストは意図的に限界を超えた負荷をかけます。回帰テストはプロ…
プロトタイプモデルの特徴として、最も適切なものはどれか。
解説: プロトタイプモデルは、要件が不明確なプロジェクトで有効な開発手法です。早期に動作するプロトタイプ(試作品)を作成し、ユーザーに評価してもらうことで要件の曖昧さを解消します。プロトタイプに対するユーザーのフィードバックを繰り返し取り込みながら、最終的な要件を確定させます。ウォーター…
システム監査の目的として、最も適切なものはどれか。
解説: システム監査は、情報システムの信頼性(信頼できる情報を提供しているか)・安全性(情報セキュリティが確保されているか)・効率性(資源を有効活用しているか)を、被監査部門から独立した立場で検証する活動です。問題点を指摘・改善勧告することで組織のITガバナンスと内部統制の強化に貢献しま…
内部統制に関するCOSOフレームワークにおける5つの構成要素に含まれないものはどれか。
解説: COSOフレームワーク(Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission)による内部統制の5つの構成要素は、①統制環境、②リスク評価、③統制活動、④情報と伝達、⑤モニタリング(監視活動)です。「利益最…
ITガバナンスに関する説明として、最も適切なものはどれか。
解説: ITガバナンスとは、企業・組織の経営層がITの活用を経営戦略と整合させ、適切に方向付け(Direction)・評価(Evaluate)・監視(Monitor)する仕組みです。ITへの投資が経営目標の達成に貢献するよう管理し、リスクを適切にコントロールすることが目的です。国際規格I…
システム監査における「監査証拠」の収集方法として、適切でないものはどれか。
解説: システム監査における監査証拠の収集方法には、①インタビュー(関係者への質問)、②観察(業務の現場確認)、③記録・文書の閲覧(ログ・帳票・規程など)、④分析(データ分析・照合)などがあります。しかし「証拠の内容を変更させる」ことは監査証拠の改ざんであり、絶対に行ってはならない行為で…
情報セキュリティ監査における「脆弱性診断」の説明として、正しいものはどれか。
解説: 脆弱性診断(Vulnerability Assessment)は、システム・ネットワーク・アプリケーションなどに存在するセキュリティ上の弱点(脆弱性)を体系的に発見・評価する検査です。ツールを使った自動診断や専門家による手動診断があります。発見された脆弱性はリスクの深刻度(CVS…
J-SOX(日本版SOX法)においてITに関する内部統制で求められる「IT全般統制」に含まれるものはどれか。
解説: J-SOX(金融商品取引法に基づく内部統制報告制度)における「IT全般統制」は、企業のITシステム全般に関わる統制で、①プログラム変更管理(変更を適切に承認・実施・テスト)、②アクセス管理(不正アクセス防止・権限管理)、③ITシステムの運用管理(バックアップ・障害対応)、④システ…
アジャイル開発のプラクティスである「継続的インテグレーション(CI)」の説明として、最も適切なものはどれか。
解説: 継続的インテグレーション(CI:Continuous Integration)は、開発者がソースコードの変更を頻繁(1日に複数回)にリポジトリに統合し、その都度自動ビルドと自動テストを実行して統合問題を早期発見する手法です。Jenkins、GitHub Actions、Circl…
ソフトウェア開発の規模見積り手法のうち、入出力画面や帳票、ファイルの数といったソフトウェアが持つ機能の数と複雑さを基に見積もる手法はどれか。
解説: ファンクションポイント法(FP法)は、入出力画面・帳票・照会・ファイルなど、ソフトウェアが利用者に提供する機能の数と複雑さを点数化(ファンクションポイント)して開発規模を見積もる手法です。利用者から見える機能を基準とするため、プログラム言語に依存せず、開発の早い段階でも見積もりや…
ソフトウェア保守の分類のうち、稼働中のソフトウェアで発見された障害(バグ)を修正するために行う保守はどれか。
解説: ソフトウェア保守は目的によって次のように分類されます。 ・是正保守:発見された障害(バグ)を修正する保守。本問の正解です。 ・適応保守:OSのバージョンアップや法制度の変更など、ソフトウェアを取り巻く環境の変化に対応するための保守。 ・完全化保守:性能の改善や保守性の向上など、よ…
システムの要件定義において、非機能要件に該当するものはどれか。
解説: 要件定義では、システムが「何をするか」を定める機能要件と、性能・可用性・セキュリティ・運用保守性など「どの程度の品質・条件で動くか」を定める非機能要件を整理します。「応答時間が3秒以内」は性能に関する要件であり、非機能要件に該当します。選択肢2(在庫の自動引当て)、選択肢3(顧客…
システム開発を外部のベンダーに委託した場合の受入テストに関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 受入テストは、発注者(利用者側)が主体となって、納品されるシステムが自分たちの要求した機能・性能を満たしているかを確認するテストで、検収の判断材料となります。開発ベンダーの支援を受けることはあっても、確認の主体はあくまで発注者です。選択肢1のように開発ベンダー任せにすると、要件と…
あるシステムの平均故障間隔(MTBF)が570時間、平均修理時間(MTTR)が30時間であるとき、このシステムの稼働率は何%か。
解説: 稼働率は「システムが正常に動作している時間の割合」で、次の式で求めます。 稼働率 = MTBF ÷(MTBF + MTTR) 本問では、稼働率 = 570 ÷(570 + 30)= 570 ÷ 600 = 0.95、すなわち95%です。 MTBF(Mean Time Betwee…
ファシリティマネジメントの一環として導入される装置のうち、停電や瞬断が発生した際に一定時間コンピュータへ電力を供給し続け、システムを安全に停止させる時間などを確保するための装置はどれか。
解説: UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)は、内蔵バッテリーにより、停電や瞬断の発生時にも一定時間コンピュータへ電力を供給し続ける装置です。その間にシステムを安全にシャットダウンしたり、自家発電装置へ切り替えたりする時間を確保できます。自家…
スクラムにおいて、プロダクトバックログの項目の内容や優先順位を決定し、プロダクトの価値を最大化することに責任を持つ役割はどれか。
解説: スクラムには3つの役割があります。 ・プロダクトオーナー:プロダクトバックログの内容と優先順位に責任を持ち、プロダクトの価値の最大化に責任を負います。本問の正解です。 ・スクラムマスター:スクラムの理解と実践を支援し、チームの障害(妨げ)を取り除くなど、プロセスがうまく回るよう支…
モジュールの結合テストを上位モジュールから順に行うトップダウンテストにおいて、まだ完成していない下位モジュールの代わりに用意する仮のモジュールを何というか。
解説: トップダウンテストでは上位モジュールから順に結合してテストするため、未完成の下位モジュールの代わりに「スタブ」と呼ばれる仮のモジュールを用意します。スタブは上位モジュールから呼び出され、あらかじめ決められた値を返すだけの簡易的なものです。逆に、下位モジュールから順にテストするボト…
設計書やソースコードなどの成果物レビューの手法のうち、モデレーター(進行責任者)の下で参加者の役割をあらかじめ決め、チェックリストなどに基づいて公式に実施する、最も厳格なレビュー手法はどれか。
解説: インスペクションは、モデレーター(進行責任者)を置き、参加者の役割(記録係・指摘係など)をあらかじめ定め、チェックリストなどに基づいて欠陥を検出する公式で厳格なレビュー手法です。指摘事項の記録と修正の確認まで含めてプロセスが定義されています。ウォークスルーは、成果物の作成者自身が…
リバースエンジニアリングの説明として、最も適切なものはどれか。
解説: リバースエンジニアリングは、既存のプログラムやシステムを解析して、仕様書や設計情報など上流工程の情報を導き出す技術です。設計書が残っていない古いシステムの保守や再構築の際に活用されます。通常の開発の流れ(設計→実装)とは逆方向(実装→設計)に進むことから「リバース(逆行)」と呼ば…
システム開発の要件定義において、非機能要件に該当するものはどれか。
解説: 非機能要件とは、システムが「何をするか(機能)」ではなく、「どの程度の品質・水準で動作するか」を定める要件です。性能(応答時間・処理件数)、可用性(稼働率)、セキュリティ、保守性、拡張性などが該当します。応答時間3秒以内という要求は性能に関する非機能要件です。選択肢1・3・4は、…
開発工数が30人月と見積もられたシステム開発プロジェクトを、6か月で完了させる計画を立てた。最初の3か月間は4人で作業を行った。残りの3か月間でこのプロジェクトを完了させるためには、最低何人の要員が必要か。ここで、要員の生産性は全員同じで一定とする。
解説: 人月とは「1人が1か月働いたときの作業量」を表す工数の単位です。順に計算します。 ・最初の3か月で消化した工数:4人 × 3か月 = 12人月 ・残っている工数:30人月 − 12人月 = 18人月 ・残り期間は3か月なので、必要な要員数:18人月 ÷ 3か月 = 6人 したがっ…
ITサービスの可用性管理において、あるシステムのMTBF(平均故障間隔)が190時間、MTTR(平均修復時間)が10時間であった。このシステムの稼働率は何%か。
解説: 稼働率は「全体の時間のうちシステムが正常に稼働していた時間の割合」で、次の式で求めます。 稼働率 = MTBF ÷ (MTBF + MTTR) MTBF(Mean Time Between Failures:平均故障間隔)は故障から次の故障までの平均稼働時間、MTTR(Mean …
ソフトウェア開発の見積り手法のうち、ファンクションポイント法の説明として最も適切なものはどれか。
解説: ファンクションポイント法(FP法)は、ソフトウェアが利用者に提供する機能(入力画面・出力帳票・照会・内部ファイル・外部インタフェースなど)の数と複雑さを点数化し、その合計点でソフトウェアの規模を見積もる手法です。利用者から見た機能を基準とするため、開発言語や実装方法に依存しにくい…
スクラムにおけるプロダクトオーナーの役割として、最も適切なものはどれか。
解説: スクラムには「プロダクトオーナー」「スクラムマスター」「開発者(開発チーム)」の3つの役割があります。プロダクトオーナーは、プロダクトに必要な機能や修正を一覧化したプロダクトバックログの管理に責任を持ち、項目の優先順位を決定することでプロダクトの価値を最大化する役割です。選択肢1…
システムの調達において作成されるRFP(提案依頼書)の説明として、最も適切なものはどれか。
解説: RFP(提案依頼書)は、ベンダー企業に対して導入システムの概要や提案依頼事項、調達条件などを明示し、提案書の提出を依頼するための文書です。選択肢2はRFI(情報提供依頼)で、RFPを作る前の段階でどんな手段や技術がありうるかを集めるものです。選択肢3はベンダー側が出す提案書、選択…
ソフトウェアの成果物に対するレビュー手法のうち、インスペクションの説明として最も適切なものはどれか。
解説: インスペクションは、レビュー手法の中で最も公式なものです。モデレーター(進行役)・作成者・レビューアなどの役割を明確に定め、あらかじめ決められた手順とチェックリストに従って成果物を検証し、検出した欠陥を記録して修正の完了まで追跡します。選択肢1は作成者主体で進める非公式なレビュー…
内部統制における職務分掌に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: 職務分掌とは、申請と承認、実行と記録、開発と運用のように、1つの業務に関わる職務を複数の担当者・部門に分離して割り当てることです。担当者間で相互けん制(相互チェック)が働くため、1人で不正を完結させることが難しくなり、誤りの発見もしやすくなります。内部統制の統制活動の代表例です。…
「1以上100以下の整数を入力できる」という仕様の入力チェック機能をブラックボックステストで検証する。境界値分析の考え方に基づいてテストデータを選ぶ場合、最も適切な組合せはどれか。
解説: 境界値分析は、「仕様の境界およびその前後の値で誤りが発生しやすい」という経験則に基づき、境界付近の値を重点的にテストデータとして選ぶ手法です。本問の仕様では有効範囲の下限が1、上限が100なので、下限の直前の0、下限の1、上限の100、上限の直後の101を選ぶ選択肢1が適切です。…
システム開発のプロセスのうち、ソフトウェア保守に該当する活動はどれか。
解説: ソフトウェア保守とは、システムが本番稼働を開始した後に行うソフトウェアの修正・改良の活動です。稼働後に発見された不具合(バグ)の修正、法改正や制度変更への対応、性能改善や機能追加などが含まれます。ポイントは「本番稼働後」に行う点で、稼働前のテスト工程でのバグ修正は保守には含まれま…
スクラムのイベントのうち、開発者が毎日決まった時刻・場所に短時間集まり、スプリントゴールの達成に向けた進捗を確認し、その日の作業計画を調整するために行うものはどれか。
解説: デイリースクラム(デイリースタンドアップ)は、開発者がスプリント期間中の毎日、同じ時刻・場所で短時間(一般に15分以内)に集まり、スプリントゴールに対する進捗を確認して当日の作業計画を調整するイベントです。問題や妨げを早期に共有し、素早く軌道修正することが目的です。選択肢1のスプ…
スクラムにおけるスプリントレトロスペクティブの主な目的として、最も適切なものはどれか。
解説: スプリントレトロスペクティブは、スプリントの終盤(スプリントレビューの後、次のスプリントプランニングの前)に開催し、直前のスプリントにおけるチームの働き方・プロセス・ツール・コミュニケーションなどを振り返って、次のスプリントで試す改善策を決めるイベントです。「プロダクト(何を作る…
スクラムにおけるスクラムマスターの役割として、最も適切なものはどれか。
解説: スクラムマスターは、チームがスクラムのルールや価値観を正しく理解して実践できるよう支援する「支援型リーダー(サーバントリーダー)」です。スクラムの各イベントの進行を助け、開発の妨げとなる障害(インペディメント)を取り除き、外部からの割り込みからチームを守る役割を担います。作業の指…
DevOpsのプラクティスである継続的デリバリー(CD:Continuous Delivery)の説明として、最も適切なものはどれか。
解説: 継続的デリバリー(CD:Continuous Delivery)は、継続的インテグレーション(CI)で自動ビルド・自動テストを通過したコードを、さらにリリース用のビルドや受入テストなどの工程まで自動化し、「いつでも本番環境へ展開できる(リリース可能な)状態」を常に保つプラクティス…
システム監査人の独立性・客観性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
解説: システム監査人には、監査対象を公正・客観的に評価するための独立性が求められます。独立性には、被監査部門の指揮命令系統から離れて職務を行う「外観上(身分上)の独立性」と、偏見を持たず公正不偏の態度で判断する「精神的な独立性(客観性)」の両面があり、その両方を確保する必要があります。…
根拠法令: システム監査基準(経済産業省・IPA)
システム監査は、監査計画の策定、予備調査、本調査、評価・結論、監査報告、フォローアップといった手順で進められる。このうち「予備調査」で行う活動として、最も適切なものはどれか。
解説: システム監査における予備調査は、本調査に先立って監査対象の業務内容・システム構成・関連規程や過去の資料などの概要を把握し、監査で重点的に確認すべき事項や具体的な監査手続を明確にする準備段階です。ここで得た理解をもとに、本調査の範囲や方法を計画します。選択肢2は本調査の活動で、実際…
根拠法令: システム監査基準(経済産業省・IPA)
ITサービスマネジメントにおけるリリース管理及び展開管理(リリース及び展開管理)の役割として、最も適切なものはどれか。
解説: リリース管理及び展開管理は、変更管理によって承認された変更内容を、テストを経たうえで本番環境へ計画的・確実に導入(リリース)し、利用者が使える状態に展開するプロセスです。リリースの計画、パッケージの構築・テスト、本番への展開、切り戻し(ロールバック)計画などを担い、変更が本番環境…
ITサービスマネジメントにおけるキャパシティ管理の目的として、最も適切なものはどれか。
解説: キャパシティ管理は、CPU・メモリ・ディスク・ネットワークの帯域といったITシステムの処理能力(キャパシティ)が、現在の業務需要だけでなく将来の需要の増加に対しても、費用対効果を考慮しつつ過不足なく確保されるよう計画・管理するプロセスです。資源の利用状況を監視し、需要予測に基づい…
J-SOX(内部統制報告制度)で求められるIT統制は、IT全般統制とIT業務処理統制に大別される。IT業務処理統制に該当するものはどれか。
解説: IT業務処理統制(IT業務処理に組み込まれた統制)は、個々の業務システムの中に組み込まれ、取引データが正確・網羅的・正当に処理されることを確保する統制です。入力データの形式・範囲の自動チェック(入力チェック)、エラーデータの検出と修正・再処理、マスタデータの正確性の維持、例外処理…
根拠法令: 金融商品取引法第24条の4の4
プロジェクトのスコープ管理に関して、「スコープクリープ」の説明として最も適切なものはどれか。
解説: スコープクリープとは、スケジュール・コスト・資源の見直しや正式な変更管理を行わないまま、顧客や関係者の要求追加などによってプロジェクトの作業範囲(スコープ)が管理されないまま少しずつ膨らんでいく現象です。放置するとスケジュール遅延や予算超過、品質低下を招くため、変更管理プロセスを…
ぴよパスに収録しているITパスポート試験「マネジメント系」のオリジナル練習問題 全62問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級21問・中級31問・上級10問の全62問構成です。うち3問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
依頼する側が出すのがRFIとRFP、応じる側が出すのが提案書と見積書、という向きで整理すると混同しません。→ Q48 システムの調達において作成されるRFP(提案依頼書)の説明として、最も適切なものはどれか。 で確認する
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ITパスポートは合格率約50%だが、初学者の挫折率が高い試験。最初に分厚い専門書を選ぶと9割が挫折する。本書は7年連続シリーズ1位という社会的証明があり、令和8年度版で最新シラバス・生成AIに対応済。これ以外の入門書を選んで『難解で読み終わらず受験手数料7,500円が無駄になる』リスクを最小化する。
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ITパスポートは過去問の論点反復率が極めて高く、過去問演習量が合格率に直結する。CBTで通年受験可能だが、公式の解説は薄い。本書を使わず公式IPAのPDFだけで挑むと、不正解選択肢の理由が分からず同じ間違いを繰り返す。3000問+選択肢全解説+DEKIDAS-WEBで隙間時間にスマホ演習まで完結できる。
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ITパスポートはCBT通年受験のため『申し込み済み・本番まで2週間・1日も勉強していない』という最頻出パニックパターンが発生する。Rank 1(608p)やキタミ式(分厚い)では時間切れリスクが高く、本書なら420ページ+動画で2週間完走が現実的。さらに改訂3版が2026-02-13発売で『最新シラバス対応の短期版』が市場で唯一に近い立ち位置。
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書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
※ 編集部が 2026-05-13 に Amazon.co.jp + コミュニティ評判サイトを cross-check して選定
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この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
ITパスポートの市販テキスト 6 冊を、シラバス 6.3 (生成 AI 含む 2024-10 改訂) 対応・3 分野 (ストラテジ 35 問・マネジメント 20 問・テクノロジ 45 問) の解説バランス・付録演習問題数で比較。栢木先生・きたみりゅうじ・かんたん合格・ニュースペックほか主要書を独学 100 時間プランから逆算。
ITパスポート講座を、価格ランキングではなく初心者・社会人・スマホ学習・図解重視・月額入門の向き不向きで比較。スタディング、フォーサイト、オンスクの使い分けを整理します。
ITパスポートはCBTで通年受験でき、公開問題の再出題が多い『過去問演習ゲー』。演習の主軸に技術評論社『パーフェクトラーニング過去問題集』、理解の土台にSB『いちばんやさしい』やKADOKAWA『丸山紀代』を役割で比較。3分野の足切りと買う順番まで解説します。
ITパスポートは合格率約50%、CBT通年でいつでも受験できる入門国家資格。過去問演習中心の独学が王道で教材費は2,700〜4,300円。それでも通信講座が活きるのは、テクノロジ系のIT用語に強い抵抗がある非IT職の人。費用と判断軸を実数値で整理する。
IT パスポートのアプリ学習を一問一答・講座型・3 分野別反復で整理。通勤 60 分+昼休み 15 分のスキマ時間 30 日プランと、テクノロジ系の専門用語をアプリで克服する方法を解説します。
IT パスポートを完全無料で学ぶ方法。IPA 公式 CBT 模擬問題 + YouTube 解説 + ぴよパスのオリジナル問題 + 無料アプリの 4 リソース併用で 0 円で受験まで進める計画と限界を整理します。
消防設備士
ビルメン4点 + ビル管