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危険物乙4 指定数量の覚え方|品目別の数値・語呂・倍数の基礎 (2026年版)

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危険物乙4 指定数量の覚え方|品目別の数値・語呂・倍数の基礎 (2026年版)
目次

指定数量は、乙4の法令でほぼ毎回問われる超頻出テーマです。やっかいなのは「ガソリンは何L?」と数字をそのまま聞かれるパターンと、「この貯蔵量は指定数量の何倍?」と計算させるパターンの両方が出ること。でも逆に言えば、品目ごとの数値を正確に覚えてしまえば、計算は割り算だけで片づきます。この記事は、まず覚えるべき数値そのものに絞って整理します。

法令は15問中9問取れば足切りを越えます。指定数量はそこに直結する論点なので、ここを固めるだけで法令の手応えが変わります。倍数を使った例題をたくさん解きたい人は 計算問題の例題集、計算対策の進め方は 計算問題対策の進め方 に分けてあります。

この記事で分かること

  • 第4類の品目別 指定数量(数字そのもの)の一覧
  • 数字を丸暗記せずに覚えるための語呂と考え方
  • 「水溶性は非水溶性の2倍」になる理由と具体例
  • 倍数計算の基礎(1.0倍・0.2倍という規制の境目)

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まず覚える: 第4類の品目別 指定数量

指定数量は「これだけの量があると、火災の危険が大きいので消防法で規制しますよ」という基準量です。危険なものほど少ない量で規制される=指定数量が小さい、と考えると数字の大小に納得がいきます。第4類(引火性液体)の代表値はこの7区分です。

品目区分代表的な物質指定数量
特殊引火物ジエチルエーテル、二硫化炭素50L
第一石油類(非水溶性)ガソリン、ベンゼン200L
第一石油類(水溶性)アセトン400L
アルコール類メタノール、エタノール400L
第二石油類(非水溶性)灯油、軽油1,000L
第三石油類(非水溶性)重油2,000L
動植物油類なたね油、ヤシ油10,000L

危険度が高い(引火点が低く燃えやすい)特殊引火物は50Lと最小、燃えにくい動植物油類は10,000Lと最大。引火点が低いほど指定数量も小さいという並びを意識すると、丸暗記が「理屈のある暗記」に変わります。

数値はこう覚える(語呂と考え方)

数字をバラバラに覚えると忘れます。次のように「2・5・10の関係」でまとめると定着しやすいです。

  • 特殊引火物は 50 (一番危ないから一番少ない)
  • ガソリン(第一石油類・非水溶性)は 200 = 50の4倍
  • 灯油・軽油(第二石油類・非水溶性)は 1,000 = ガソリンの5倍
  • 重油(第三石油類・非水溶性)は 2,000 = 灯油の2倍
  • 動植物油類は 10,000 (一番燃えにくいから一番多い)

語呂で覚えたい人は「ご(5=50)く危ない特殊、フン(2=200)ガソリン、せん(1,000)で灯油、ふた(2,000)重油」のように、頭の数字だけ拾う形が軽くて使えます。語呂の作り方は 語呂合わせ も参考に、自分が忘れにくい形に作り替えてください。大事なのはガソリン200・灯油1,000・重油2,000の「身近な3つ」を最優先で固めることです。

水溶性は「非水溶性の2倍」になる

同じ第一石油類でも、非水溶性のガソリンは200L、水溶性のアセトンは400Lです。水に溶ける(水溶性の)危険物は、水で薄めて消火しやすいぶん危険度がやや下がるため、指定数量が2倍に緩和されます。

  • 第一石油類: 非水溶性200L ↔ 水溶性400L
  • 第二石油類: 非水溶性1,000L ↔ 水溶性2,000L

「水溶性は2倍」と一言で覚えておけば、表の数字が倍に増えるだけなので暗記量は実質増えません。試験では「アセトン(水溶性)の指定数量は?」と、あえて水溶性側を聞いてくるひっかけが出るので、品目名に水溶性/非水溶性の区別を必ず添えて覚えましょう。

倍数計算の基礎: 1.0倍と0.2倍の境目

指定数量を覚えたら、倍数は「貯蔵量 ÷ 指定数量」の割り算だけです。重要なのは、計算結果がどの境目を越えるかで規制が変わること。

倍数扱い
1.0倍以上消防法の規制対象(製造所等として許可が必要)
0.2倍以上〜1.0倍未満市町村条例による「少量危険物」の届出対象
0.2倍未満規制が緩やか

: ガソリンを300L貯蔵 → 300 ÷ 200 = 1.5倍。1.0倍以上なので消防法の規制対象です。

複数の品目を同じ場所で貯蔵するときは、品目ごとに倍数を出してから足すのが鉄則。「貯蔵量を全部足してから割る」のは間違いです。たとえばガソリン200L(=1.0倍)と灯油1,000L(=1.0倍)なら、合計2.0倍。算術平均ではなく単純な足し算で判定します。途中式つきの例題は 計算問題の例題集 にまとめてあります。

つまずきやすいポイント

  • 数値だけ覚えて品目名と結びつかない: 「200L」だけ覚えても、それがガソリンか灯油か即答できないと得点になりません。必ず品目名とセットで覚えます。
  • 水溶性と非水溶性を同じ数字にする: 水溶性は2倍。アセトン400L、第二石油類の水溶性2,000Lなどを取り違えないように。
  • 複数品目を平均で計算する: 平均ではなく、各倍数の合計です。ここは 混同しやすい用語 でも触れる定番のひっかけです。

まとめ: ガソリン200・灯油1,000・重油2,000をまず即答

指定数量は、品目ごとの数値を正確に覚えることがすべての土台です。引火点が低いほど数量が小さい、水溶性は非水溶性の2倍、という2つの理屈を押さえれば、丸暗記の負担はぐっと減ります。倍数は覚えた数値での割り算にすぎません。

次の一手は、ガソリン200L・灯油(軽油)1,000L・重油2,000Lの3つを、品目名から数字を1秒で言えるまで口に出すこと。この3つが即答できれば、法令の指定数量問題の大半は取れます。仕上げに 危険物乙4のオリジナル予想問題160問 で、数値の暗記と倍数計算をまとめて確認してみてください。


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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 20 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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