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消防設備士甲4はCBT?紙試験 筆記45問+実技7問の本番運用|製図は甲種のみ

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消防設備士甲4はCBT?紙試験 筆記45問+実技7問の本番運用|製図は甲種のみ
目次

結論: 消防設備士甲4はCBT未導入。紙試験 (マークシート+実技の記述・作図) を195分で回す

消防設備士甲4は 2026 年 5 月時点で CBT 未導入 で、一般財団法人 消防試験研究センターの都道府県指定会場でマークシート (筆記 45 問) + 記述・作図式の実技 (鑑別等 5 問 + 製図 2 問) の紙試験で実施されます。試験時間 195 分を メモ書き出し 5 分 + 筆記 90 分 + 実技 90 分 + 見直し 10 分 で運用し、合格基準 (筆記全体 60% + 各科目 40% + 実技 60%) を超えるのが標準設計です。とくに 製図は甲種のみ に課される作図式で、画面操作では成立しない「手で図面を描く」試験です。

195 分のフェーズ配分

フェーズ配分時間内容
フェーズ 0: メモ書き出し5 分オーム法則・電力公式・合成式・感知器感知面積・警戒区域条件
フェーズ 1: 筆記 45 問90 分法令 15 + 電気基礎 10 + 構造機能及び工事整備 20
フェーズ 2: 実技 7 問90 分鑑別 5 問 40 分 + 製図 2 問 50 分
フェーズ 3: 見直し10 分フラグ問題・検算・記述漏れ・製図の線忘れ確認
合計195 分

編集部の見立てでは、甲4の本番運用は「電気基礎の式書き出し」と「製図 2 問を描き切る時間確保」が合否を分けます。製図は感知器の配置・警戒区域の分割・系統図の作図を手描きで行う作図式で、配点が重いわりに描くのに時間がかかります。

なぜ製図に 45 分以上が必要か:製図 1 問は平面図の把握 3 分・感知器配置の個数計算 8〜10 分・警戒区域線の引き分け 5 分・系統図と配線の作図 7〜9 分で構成され、2 問合計で 46〜50 分が最低ラインです。受験者が速度調整できる段階は「感知器配置の個数計算」だけで、系統図の作図は手が遅ければそのまま時間超過します。自分の製図スピードを模試で計測し、90 分の実技時間のうち鑑別 40 分・製図 50 分の配分が守れるかを事前に確認してください。筆記に時間を使いすぎて製図が中途半端になり実技 60% を割る受験者は多いため、紙試験ならではの「製図に 45 分以上残すペース守り」が重要です。

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試験の前提を再確認 (2026-05 時点)

消防設備士甲4は一般財団法人 消防試験研究センターが実施する国家試験です。

項目内容
試験方式紙マークシート + 記述・作図 (CBT 未導入)
出題数筆記 45 問 + 実技 7 問 (鑑別 5 + 製図 2) = 計 52 問
試験時間3 時間 15 分 (195 分)
合格基準筆記各科目 40% 以上 + 全体 60% 以上 / 実技 60% 以上
受験料甲種 6,600 円(令和6年5月改定後)
受験資格必要 (学歴・実務経験・資格等のいずれか)
製図甲種のみ (乙種にはない)
合格率約 34% 前後 (消防試験研究センター公表データ)
試験会場都道府県の指定会場 (大学・公共施設等)

CBT 化のアナウンスは公表されていないため、紙試験前提で対策を組みます。とくに製図 2 問は手で図面を描く作図式で、画面のドラッグ操作では再現できません。CBT 化の公式情報を求める場合は、消防試験研究センター公式サイトの最新情報を必ず確認してください。


紙試験ならではの注意点 (CBT との対比)

CBT 試験との対比で、甲4の紙試験の特性を整理します。製図・記述が紙でしか成立しない点が最大の特徴です。

項目紙試験 (甲4の現状)CBT (他資格で導入)
解答方法マークシート + 記述 + 作図画面クリック
製図 2 問定規とシャープペンで手描き専用ツール操作 (甲4では非該当)
鑑別の記述機器名・用途・特徴を手書き入力フォーム (甲4では非該当)
時間表示試験官のアナウンス + 腕時計画面上に常時表示
計算用問題用紙余白配布メモ用紙 (会場による)
結果通知試験後 1-2 週間で郵送/Web即日 / 後日通知

製図は感知器のシンボルや配線を自由に描き加えられる紙だからこそ、頭の中の系統図をそのまま図面化できます。逆に、作図に慣れていないと白紙に近い状態で時間切れになるため、紙の答案用紙で描く練習を本番前に必ず積んでおいてください。


フェーズ 0: メモ書き出し (5 分)

試験開始直後の数分で、問題用紙余白に次の内容を書き出します。

電気基礎の公式

オーム法則:   V = I × R
電力:         P = V × I = I² × R = V² / R
直列合成:     R = R₁ + R₂
並列合成:     1/R = 1/R₁ + 1/R₂
分流:         I₁ = I × R₂ / (R₁ + R₂)
分圧:         V₁ = V × R₁ / (R₁ + R₂)

感知器の感知面積 (構造機能・製図で参照)

感知面積は天井高・構造(耐火/非耐火)・感知器の種別によって異なります。下表は天井高4m未満・耐火構造の代表値です(消防法施行規則第23条)。

感知器1 種2 種
差動式スポット型(耐火構造・天井高4m未満)70 ㎡40 ㎡
定温式スポット型(耐火構造・天井高4m未満)60 ㎡30 ㎡
光電式スポット型(煙感知器)150 ㎡150 ㎡

製図問題では「天井高」と「構造」が問題文に明示されるので、条件を確認してから個数計算に入ります。

警戒区域の条件 (規則第 23 条)

  • 1 警戒区域の面積: 600 ㎡ 以下
  • 1 警戒区域の一辺: 50 m 以下
  • 原則 2 階以上にわたらない (床面積 500 ㎡ 以下なら 2 階分まで可)

これらを問題用紙余白に書き出すことで、電気基礎 10 問の式参照、構造機能 20 問の感知器数値参照、そして製図 2 問の個数計算と区域分割が確実になります。とくに製図では感知面積と警戒区域条件を見ながら配置するため、最初に書き出す価値が高いです。


フェーズ 1: 筆記 45 問 (90 分・1 問 2 分)

筆記 45 問の科目別ペース守り表です。

科目問題数配分時間累計目安
消防関係法令 (共通 8 + 類別 7)15 問25 分25 分
基礎的知識 [電気]10 問20 分45 分
構造機能及び工事整備 [電気・規格]20 問45 分90 分

法令は暗記主体で高速処理が可能なので 1 問 1.5-2 分で進めます。電気基礎 10 問は計算が必要なため 1 問 2 分では足りず、余白の式参照に時間を使う前提で 1 問 2 分の配分に余裕を持たせます。構造機能及び工事整備 20 問は感知器・受信機・配線・規格が中心で、メモの感知面積表を参照しながら解答できます。

90 秒で詰まる問題は△印で後回しにし、マーク欄には手をつけず保留します。筆記を 90 分で必ず切り上げ、残り 90 分を実技に確保するのが鉄則です。


フェーズ 2: 実技 7 問 (90 分・鑑別 40 分+製図 50 分)

実技は記述・作図式で、鑑別等 5 問と製図 2 問に分かれます。

鑑別等 5 問 (40 分・1 問 8 分)

機器写真を見て機器名 + 用途 + 規格上の特徴を記述します。

機器カテゴリ判別ポイント
感知器感熱素子の形状 (ダイアフラム / バイメタル) ・煙式の検出方式
受信機P 型 1 級 / 2 級 / R 型の警戒区域窓・表示方式
発信機押しボタンの形状・電話ジャックの有無
配線部品終端抵抗・中継器・配線方式

機器名が特定できなくても、「火災検知用の感知器」のようにカテゴリレベルで記述すれば部分点が狙えます。白紙で出すと 0 点になるため「何かしら書く」運用を徹底してください。

製図 2 問 (50 分・1 問 25 分)

製図は感知器の配置・警戒区域の設定・系統図/配線図の作図を手描きで行います。

ステップ内容所要時間
1 平面図の把握部屋の用途・天井高・面積を確認3 分
2 感知器の選定と配置用途に応じた種別選定 + 感知面積で個数計算8-10 分
3 警戒区域の分割600 ㎡ / 一辺 50m で区域線を引く5 分
4 系統図・配線の作図受信機との結線・終端抵抗の記入7-9 分
1 問合計約 23-25 分

製図は配点が重く、描き切るかどうかで実技 60% の足切りが決まります。シンボルの描き間違いや終端抵抗の付け忘れが減点対象になるため、定規で丁寧に描いてください。


フェーズ 3: 見直し (10 分)

筆記・実技で発生したフラグ問題と検算、製図の描き漏れを確認します。

内容配分時間
筆記フラグ問題 (5-8 問) の再考4 分
電気基礎の計算検算2 分
鑑別 5 問の記述漏れ確認2 分
製図のシンボル・終端抵抗・配線の描き漏れ確認2 分

マークシート塗り間違いの確認

筆記 45 問はマークシートのため、塗り間違いが致命傷です。1 問ずれると以降が連動してずれるため、5 問ごとに「問題番号と塗り位置」が一致するかを確認します。製図は作図答案なので、シンボルの凡例・警戒区域の番号・配線の終端処理が描けているかを最後に必ず見直してください。


落ちる人の典型パターン (本番運用)

パターン 1: 試験開始直後にメモ書き出しをしない

「いきなり問題を解く」と、電気基礎 10 問で式を思い出せず時間を浪費し、製図でも感知面積を思い出せず配置が止まります。

回避策: 開始数分でオーム法則・電力公式・感知面積・警戒区域条件を必ず書き出す。

パターン 2: 電気基礎を頭の中で計算

「メモを取るのが面倒」と暗算し、桁ミスで電気基礎 40% 足切りを割る。

回避策: 電気基礎は必ず問題用紙余白で式 → 代入 → 計算結果の順に書き出す。

パターン 3: 筆記に時間を使いすぎて製図が描き切れない

筆記に 110 分以上使い、製図 2 問に 30 分しか残らず線が引き切れず実技 60% 未達。

回避策: 筆記は 90 分で必ず切り上げ、製図 2 問に最低 45 分を確保するペース守りを徹底。

パターン 4: 鑑別を白紙で出す

機器名が特定できず白紙で出すと 0 点。

回避策: カテゴリレベル (火災検知用の感知器など) で必ず記述し、用途と特徴で部分点を狙う。

パターン 5: 製図のシンボル・終端抵抗の描き漏れ

感知器は置けても終端抵抗や凡例を描き忘れて減点。

回避策: 見直し 10 分で系統図の終端処理・配線・凡例を必ず確認する。


チェックリスト

  1. CBT 未導入を前提に紙試験対策を組む — 公式アナウンスが出たら方針見直し
  2. 試験開始直後にメモ書き出し — 電気公式 + 感知面積 + 警戒区域条件
  3. 筆記 90 分 + 実技 90 分の配分を守る — 模試 2-3 回で練習
  4. 製図 2 問に最低 45 分を残す — 甲種のみの作図式、描き切ることが最優先
  5. 電気基礎は問題用紙余白で式書き出し — 桁ミス回避
  6. 鑑別は白紙で出さない — カテゴリレベルでも記述して部分点
  7. マークシートのずれを 5 問ごとに確認 — 製図の終端抵抗・凡例の描き漏れも見直し

まとめ

消防設備士甲4は 2026 年 5 月時点で CBT 未導入 で、一般財団法人 消防試験研究センターの都道府県指定会場でマークシート筆記 45 問 + 記述・作図式の実技 7 問 (鑑別 5 + 製図 2) の紙試験で実施されます。試験時間 195 分をフェーズ運用 (メモ書き出し 5 分 + 筆記 90 分 + 実技 90 分 + 見直し 10 分) で回し、電気基礎の式書き出しと製図を描き切る時間確保で合格率 約 34% 前後に乗せるのが現実的な設計です。とくに 製図は甲種のみ の作図式で画面操作では成立しないため、紙の答案用紙で描く練習を本番前に積んでおいてください。

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出典

※試験方式(CBT/紙)は今後変更の可能性があります。受験前に必ず一般財団法人 消防試験研究センターの公式情報をご確認ください(lastAudited: 2026-05-29)。


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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 20 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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