日商簿記3級 決算 練習問題 第67問: 決算の結果、損益勘定において費用の総額が収益の総額を120,000円上回り、当期純損失が算定された。この当期純損失を振り替える仕訳として正しいものはどれか。
決算の結果、損益勘定において費用の総額が収益の総額を120,000円上回り、当期純損失が算定された。この当期純損失を振り替える仕訳として正しいものはどれか。
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正解: 2. (借) 繰越利益剰余金 120,000 / (貸) 損益 120,000
費用の総額が収益の総額を上回った場合、損益勘定は借方残高となり、その差額が当期純損失です。損益勘定を締め切るには貸方に「損益」を記入して残高をゼロにし、相手科目として繰越利益剰余金勘定の借方に振り替えます。当期純損失は過年度から蓄積された利益の減少を意味するため、純資産の勘定である繰越利益剰余金を借方に記入して減少させるのです。したがって「(借) 繰越利益剰余金 120,000 / (貸) 損益 120,000」の選択肢2が正解です。選択肢1は貸借が逆であり、これは当期純利益が算定された場合に行う振替仕訳の型です。この仕訳では借方残高の損益勘定がゼロにならず、かえって残高が2倍になってしまいます。選択肢3と選択肢5は資本金に振り替えていますが、株式会社の簿記では当期純損益は繰越利益剰余金勘定に振り替えるものであり、株主からの出資などを表す資本金勘定を決算振替で直接増減させることはないため誤りです。選択肢4は雑損に振り替えていますが、雑損は原因不明の損失などを処理する費用の勘定であり、むしろ決算振替では損益勘定へ振り替えられる側なので誤りです。
関連キーワード: 当期純損失・繰越利益剰余金・損益勘定・決算振替仕訳
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