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決算は日商簿記3級を構成する3科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全70問 (試験全体の約26%相当) を収録しています。本試験は合格率40.8%(2025年度・ネット試験/統一試験 第173回は33.8%)・試験時間1時間・受験料3,300円の試験で、決算は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは精算表・売上原価・貸借対照表・残高試算表などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めると日商簿記3級受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
各問題に正解の根拠と用語の説明を付し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (仕訳問題・帳簿・勘定記入) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
決算手続の一般的な流れとして正しいものはどれか。
解説: 決算手続は、①総勘定元帳の記録をもとに試算表を作成して期中の転記の正否を検証し、②売上原価の算定・減価償却・貸倒引当金の設定・収益や費用の見越し繰延べなどの決算整理を行い、③その修正の過程を一覧できる精算表を作成し、④損益計算書と貸借対照表を作成する、という流れで進みます。したが…
合計試算表と残高試算表に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 合計試算表は、各勘定の借方合計と貸方合計をそのまま集計した表です。総勘定元帳への転記はすべて仕訳帳の仕訳にもとづいて行われるため、合計試算表の貸借それぞれの総合計は、仕訳帳に記入された取引の借方総額・貸方総額と一致します。したがって選択肢2が正解です。選択肢1は合計試算表の説明で…
当期の総勘定元帳における現金勘定の借方合計は850,000円、貸方合計は620,000円であった。残高試算表に記載される現金勘定の金額と記載する側の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 残高試算表には、各勘定の借方合計と貸方合計の差額である残高を、金額の大きい側に記載します。現金勘定は借方合計850,000円、貸方合計620,000円なので、850,000円−620,000円=230,000円の借方残高となり、残高試算表の借方に230,000円と記載します。現金…
次の転記の誤りのうち、試算表の借方合計と貸方合計が一致したままとなるため、試算表では発見できないものはどれか。
解説: 試算表は貸借合計が一致するかどうかによって転記の誤りを検証しますが、借方と貸方の両方に同じ影響を与える誤りは貸借が一致したままとなるため発見できません。ある取引の仕訳を借方・貸方とも転記し忘れた場合、両側の金額が同額ずつ漏れるので貸借合計は一致したままであり、試算表では発見できま…
決算にあたり残高試算表を作成したところ、借方合計は2,340,000円、貸方合計は2,349,000円となり、借方合計のほうが9,000円少なかった。この貸借不一致の原因として考えられるものはどれか。
解説: 借方合計が貸方合計より9,000円少ないのですから、借方への記入が9,000円分不足していることが原因と考えられます。ある勘定の借方に転記すべき9,000円を転記しなかった場合、借方合計だけが9,000円少なくなり、この不一致の状況と整合します。したがって選択肢2が正解です。選択…
決算整理前残高試算表における売掛金の残高は400,000円、貸倒引当金の残高は3,000円であった。売掛金残高に対して2%の貸倒引当金を差額補充法により設定する場合、精算表の修正記入欄への記入として正しいものはどれか。
解説: 貸倒引当金の設定額は売掛金残高400,000円×2%=8,000円です。差額補充法では、設定額8,000円と決算整理前の貸倒引当金残高3,000円との差額5,000円だけを追加で繰り入れます。決算整理仕訳は「(借) 貸倒引当金繰入 5,000 / (貸) 貸倒引当金 5,000」…
決算整理前残高試算表における繰越商品の残高は120,000円 (借方) であり、期末商品棚卸高は150,000円であった。売上原価を仕入勘定で算定する場合、精算表の修正記入欄への記入として正しいものはどれか。
解説: 売上原価を仕入勘定で算定する場合の決算整理仕訳は、「(借) 仕入 120,000 / (貸) 繰越商品 120,000」(期首商品棚卸高を仕入勘定へ振り替える) と「(借) 繰越商品 150,000 / (貸) 仕入 150,000」(期末商品棚卸高を仕入勘定から差し引く) の2…
精算表において、修正記入後の各勘定の金額を損益計算書欄または貸借対照表欄に移記する場合の組合せとして誤っているものはどれか。
解説: 精算表では、修正記入後の金額のうち、収益・費用の勘定は損益計算書欄へ、資産・負債・資本 (純資産) の勘定は貸借対照表欄へ移記します。減価償却累計額は、建物や備品などの資産の帳簿価額から控除される評価勘定であり、貸借対照表欄の貸方に記入します。損益計算書欄の借方に記入されるのは、…
精算表の損益計算書欄を集計したところ、貸方 (収益) の合計は1,850,000円、借方 (費用) の合計は1,620,000円であった。当期純損益の金額と精算表への記入方法の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 損益計算書欄の貸方 (収益) 合計1,850,000円が借方 (費用) 合計1,620,000円を上回っているため、その差額1,850,000円−1,620,000円=230,000円が当期純利益です。精算表では貸借を一致させるように当期純損益を記入するため、当期純利益は損益計算…
精算表 (一部) において、支払家賃の試算表欄の借方には132,000円が記入されている。この金額は当期の11か月分の家賃であり、当期最終月の1か月分が未払いとなっているため、決算にあたり未払分を見越計上する。損益計算書欄に記入される支払家賃と、貸借対照表欄に記入される未払家賃の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 試算表欄の支払家賃132,000円は当期の11か月分なので、家賃の月額は132,000円÷11か月=12,000円です。当期の費用とすべき家賃は12か月分の144,000円ですから、未払いの1か月分12,000円について「(借) 支払家賃 12,000 / (貸) 未払家賃 12…
決算整理後残高試算表に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 決算整理後残高試算表は、売上原価の算定・減価償却・貸倒引当金の設定・費用収益の前払い前受け未払い未収の計上といった決算整理仕訳を各勘定に反映させた後の残高を一覧にした表です。この表の収益・費用の各勘定残高から損益計算書が、資産・負債・純資産の各勘定残高から貸借対照表が作成されるた…
次の資料にもとづき、当期の売上原価の金額として正しいものはどれか。 期首商品棚卸高 300,000円、当期商品仕入高 2,400,000円、期末商品棚卸高 350,000円
解説: 売上原価は「期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 − 期末商品棚卸高」で計算します。期首にあった商品と当期に仕入れた商品の合計から、期末に売れ残った商品を差し引くことで、当期に販売した商品の原価が求められるからです。本問では 300,000円 + 2,400,000円 − 350,…
次の資料にもとづき、当期純利益の金額として正しいものはどれか。 売上高 5,000,000円、受取手数料 120,000円、売上原価 3,200,000円、給料 900,000円、支払家賃 360,000円、雑費 40,000円
解説: 当期純利益は「収益の総額 − 費用の総額」で計算します。本問の収益は売上高5,000,000円と受取手数料120,000円の合計5,120,000円、費用は売上原価3,200,000円・給料900,000円・支払家賃360,000円・雑費40,000円の合計4,500,000円で…
貸借対照表における貸倒引当金の表示に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 貸倒引当金は、売掛金や受取手形などの債権のうち回収できない見込みの金額をあらかじめ見積もったもので、債権の金額を修正するための評価勘定です。貸借対照表では資産の部において、売掛金や受取手形の金額の下にマイナス項目として記載し、債権の金額から控除する形式で表示します。これにより債権…
決算整理の結果、前払家賃勘定の残高が60,000円ある。この残高の貸借対照表における表示として正しいものはどれか。
解説: 前払家賃は、当期に支払った家賃のうち次期分に相当する金額を費用から差し引いて次期に繰り延べたもので、次期に建物などを利用できる権利を表すため資産に属します。帳簿上の勘定科目は「前払家賃」ですが、貸借対照表に表示する際は「前払費用」という表示科目を用い、資産の部に記載します。したが…
減価償却を間接法で記帳している場合の、貸借対照表における備品と減価償却累計額の表示に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 間接法では、備品勘定は取得原価のまま残し、価値の減少分を減価償却累計額勘定に累積して記帳します。貸借対照表では資産の部において、備品の取得原価の下に減価償却累計額をマイナス項目として記載し、控除する形式で表示します。これにより、取得原価・これまでの償却額・現在の帳簿価額 (取得原…
決算にあたり、売上勘定の貸方残高3,000,000円を損益勘定に振り替える仕訳として正しいものはどれか。
解説: 決算では、収益・費用の各勘定残高を損益勘定に集めて当期純利益を計算するため、決算振替仕訳を行います。売上勘定は収益の勘定で貸方に残高があるため、これをゼロにして締め切るには借方に「売上」を記入し、相手科目として損益勘定の貸方に振り替えます。したがって「(借) 売上 3,000,0…
決算の結果、損益勘定において当期純利益450,000円が算定された。この当期純利益を振り替える仕訳として正しいものはどれか。
解説: 当期純利益は、損益勘定において収益の合計が費用の合計を上回った差額であり、損益勘定の貸方残高として表れます。株式会社では、この純利益を純資産の勘定である繰越利益剰余金勘定の貸方に振り替えて損益勘定を締め切ります。損益勘定の貸方残高をゼロにするため借方に「損益」を記入し、貸方に「繰…
当社 (決算日は3月31日) は、毎年8月1日に向こう1年分の保険料を同額で支払っている。決算整理前残高試算表における保険料勘定の残高は480,000円であった。決算整理後残高試算表に計上される保険料の金額として正しいものはどれか。なお、期首に再振替仕訳は適切に行われている。
解説: 毎年8月1日に1年分を前払いしている場合、期首 (4月1日) の再振替仕訳によって前期末に計上した前払保険料4か月分 (4月〜7月分) が保険料勘定の借方に戻され、さらに当期の8月1日に12か月分 (8月〜翌年7月分) が支払われます。したがって決算整理前残高試算表の保険料480…
当社 (会計期間は4月1日から3月31日までの1年間) は月次決算を行っており、備品の減価償却費の年間見積額360,000円にもとづき、4月から毎月末に月割額を計上してきた。年度末の決算にあたり年間の減価償却費を計算し直したところ372,000円であった。3月末 (決算月) に計上すべき減価償却費として正しいものはどれか。
解説: 月次決算では、年間の減価償却費の見積額を12等分し、毎月末に「(借) 減価償却費 / (貸) 減価償却累計額」として月割計上します。本問では年間見積額360,000円 ÷ 12か月 = 30,000円 を4月から2月までの11か月間計上しているため、既計上額は 30,000円 ×…
買掛金勘定の期首残高は180,000円 (貸方) であった。当期中に商品460,000円を掛けで仕入れ、買掛金410,000円を現金で支払った。このとき、残高試算表に記載される買掛金勘定の金額と記載する側の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 買掛金は仕入代金の未払額を表す負債の勘定であり、期首残高180,000円は貸方にあります。当期の掛仕入460,000円は買掛金の増加として貸方に、買掛金の支払410,000円は減少として借方に転記されます。したがって貸方合計は180,000円+460,000円=640,000円、…
合計残高試算表に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 合計残高試算表は、各勘定の借方合計・貸方合計 (合計試算表の内容) と、その差額である残高 (残高試算表の内容) を1つの表にあわせて示したものです。一般に、中央の勘定科目欄をはさんで借方側に借方残高欄と借方合計欄、貸方側に貸方合計欄と貸方残高欄を設けた形式で作成され、1つの表で…
総勘定元帳の全勘定を集計して作成した試算表では、転記が正しく行われている限り借方合計と貸方合計が必ず一致する。その理由として最も適切なものはどれか。
解説: 複式簿記では、1つの取引を必ず借方の要素と貸方の要素に分解し、借方と貸方に同じ金額で仕訳します。この仕訳がそのまま総勘定元帳の各勘定に転記されるため、すべての勘定を集計すれば、借方に記入された金額の総額と貸方に記入された金額の総額は必ず等しくなります。これを貸借平均の原理といい、…
残高試算表を作成した場合、通常、貸方に残高が記載される勘定科目はどれか。
解説: 残高試算表では、資産と費用の勘定は借方に、負債・資本 (純資産)・収益の勘定は貸方に残高が記載されます。買掛金は商品などを掛けで仕入れた際の代金の未払額を表す負債の勘定であり、増加が貸方に記入されるため通常貸方に残高が生じます。したがって選択肢4が正解です。選択肢1の現金と選択肢…
決算にあたり残高試算表を作成したところ、借方合計は3,456,000円、貸方合計は3,440,000円となり、借方合計のほうが16,000円多かった。この貸借不一致の原因として考えられるものはどれか。
解説: 借方合計が貸方合計より16,000円多いのですから、借方が過大になっているか、貸方が過小になっていることが原因と考えられます。貸方に転記すべき8,000円を誤って借方に転記した場合、貸方が8,000円少なくなると同時に借方が8,000円多くなるため、差額は誤った金額の2倍の16,…
月末に残高試算表を作成したところ、借方合計は2,715,000円、貸方合計は2,720,000円となり、貸方合計のほうが5,000円多かった。この貸借不一致の原因として考えられるものはどれか。
解説: 貸方合計が借方合計より5,000円多いのですから、貸方が5,000円過大になっているか、借方が5,000円過小になっていることが原因と考えられます。ある勘定の貸方に5,000円を誤って2回転記した場合、余分な1回分の5,000円だけ貸方合計が過大となり、この不一致の状況と整合しま…
決算日現在の各勘定の残高は次のとおりであった。これらにもとづいて残高試算表を作成した場合の借方合計の金額として正しいものはどれか。 現金 280,000円、売掛金 350,000円、備品 400,000円、買掛金 310,000円、借入金 200,000円、資本金 400,000円、売上 890,000円、仕入 620,000円、給料 150,000円
解説: 残高試算表では、資産と費用の勘定の残高を借方に、負債・資本 (純資産)・収益の勘定の残高を貸方に記載します。借方に記載されるのは、資産である現金280,000円・売掛金350,000円・備品400,000円と、費用である仕入620,000円・給料150,000円で、その合計は1,…
現金勘定の前期繰越高は150,000円であった。当期中の現金取引は、売掛金の回収による受取り300,000円、現金による売上200,000円、買掛金の支払い250,000円、給料の支払い120,000円のみである。合計残高試算表における現金勘定の借方合計欄と借方残高欄の金額の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 合計残高試算表の合計欄には各勘定の借方合計・貸方合計を、残高欄にはその差額である残高を記載します。現金勘定の借方には、前期繰越高150,000円のほか、当期の増加である売掛金の回収300,000円と現金売上200,000円が記入されるため、借方合計は150,000円+300,00…
決算にあたり残高試算表を作成したところ、借方合計は4,845,000円、貸方合計は4,895,000円で一致しなかった。原因を調査した結果、次の2つの誤りが判明した。これらを修正した後の、貸借の一致する残高試算表の合計金額として正しいものはどれか。 (ア) 売掛金勘定の借方に転記すべき35,000円が転記されていなかった。 (イ) 買掛金勘定の貸方に15,000円が誤って2回転記されていた。
解説: 判明した誤りを1つずつ修正します。(ア) は売掛金勘定の借方への転記漏れなので、修正すると借方合計は4,845,000円+35,000円=4,880,000円となります。(イ) は買掛金勘定の貸方への二重転記なので、余分な1回分を取り消すと貸方合計は4,895,000円−15,0…
商品40,000円を掛けで仕入れた取引について、誤って「(借) 買掛金 40,000 / (貸) 仕入 40,000」と貸借を逆に仕訳し、そのまま総勘定元帳に転記していた。この誤りが試算表に与える影響に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 誤った仕訳「(借) 買掛金 40,000 / (貸) 仕入 40,000」でも、借方と貸方には同じ40,000円が記入され、そのまま転記されています。試算表は借方合計と貸方合計が一致するかどうかによってしか誤りを検証できないため、このように貸借同額のまま誤っている仕訳・転記は、貸…
精算表の修正記入欄に、貯蔵品の借方に4,000円、通信費の貸方に4,000円の記入がある。この修正記入から復元される決算整理の内容として正しいものはどれか。
解説: 精算表の修正記入欄には決算整理仕訳がそのまま記入されるため、貯蔵品の借方4,000円と通信費の貸方4,000円の記入からは「(借) 貯蔵品 4,000 / (貸) 通信費 4,000」という決算整理仕訳が復元できます。これは、期中に通信費として費用処理した郵便切手などのうち、決算…
精算表の修正記入欄に、受取地代の借方に30,000円、前受地代の貸方に30,000円の記入がある。この修正記入の内容の説明として正しいものはどれか。
解説: 修正記入欄の記入から「(借) 受取地代 30,000 / (貸) 前受地代 30,000」という決算整理仕訳が復元できます。これは、当期に受け取った地代のうち次期の期間に対応する30,000円を当期の収益から差し引き、次期に繰り延べる収益の繰延べの整理です。この結果、損益計算書欄…
精算表 (一部) において、備品の試算表欄の借方に600,000円、減価償却累計額の試算表欄の貸方に200,000円が記入されており、修正記入欄には減価償却費の借方に100,000円、減価償却累計額の貸方に100,000円が記入されている。貸借対照表欄に記入される備品と減価償却累計額の金額の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 精算表では、資産・負債・純資産の勘定について、試算表欄の金額に修正記入欄の金額を加減した後の金額を貸借対照表欄に移記します。間接法で記帳しているため、備品には修正記入がなく、取得原価600,000円をそのまま貸借対照表欄の借方に移記します。減価償却累計額は、試算表欄の貸方200,…
精算表 (一部) において、受取手数料の試算表欄の貸方に90,000円が記入されており、修正記入欄には未収手数料の借方に15,000円、受取手数料の貸方に15,000円が記入されている。損益計算書欄に記入される受取手数料の金額と記入する側の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 修正記入欄の未収手数料の借方15,000円・受取手数料の貸方15,000円は、「(借) 未収手数料 15,000 / (貸) 受取手数料 15,000」という収益の見越計上の決算整理仕訳を表します。収益・費用の勘定は、試算表欄の金額に修正記入欄の金額を加減した後の金額を損益計算書…
精算表 (一部) において、保険料の試算表欄の借方に96,000円が記入されており、損益計算書欄の借方には72,000円が記入されている。修正記入欄への記入として正しいものはどれか。
解説: 試算表欄の保険料96,000円 (借方) が損益計算書欄では72,000円に減少しているため、修正記入欄では保険料の貸方に差額の24,000円が記入されているはずです。費用の勘定の貸方に記入して当期の費用を減らす決算整理は費用の繰延べであり、相手科目は次期分の保険サービスを受ける…
決算整理前残高試算表に現金過不足6,000円が借方に計上されている。決算にあたり調査したところ、通信費4,500円の記入漏れが原因と判明したが、残額は原因不明であった。精算表の修正記入欄への記入として正しいものはどれか。
解説: 決算整理前残高試算表の現金過不足が借方残高であることは、現金の実際有高が帳簿残高より少なく、その不足額を一時的に現金過不足勘定の借方に記入していたことを意味します。決算では、原因が判明した分を正しい勘定に振り替え、原因不明の残額は借方残高の場合には雑損に振り替えて、現金過不足勘定…
銀行と当座借越契約を結んでいる当社の決算日現在、当座預金勘定は45,000円の貸方残高となっている。精算表の修正記入欄への記入と貸借対照表欄への移記の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 当座預金勘定の貸方残高45,000円は、預金残高を超えて小切手の振り出しなどを行った結果、銀行から一時的に借入れをしている状態 (当座借越) を表します。当座預金は資産の勘定なので、貸方残高のまま貸借対照表欄に移すことはせず、決算整理で「(借) 当座預金 45,000 / (貸)…
精算表の修正記入欄に、旅費交通費の借方に8,000円、仮払金の貸方に8,000円の記入がある。この修正記入から復元される決算整理の内容として正しいものはどれか。
解説: 修正記入欄の記入から「(借) 旅費交通費 8,000 / (貸) 仮払金 8,000」という決算整理仕訳が復元できます。仮払金は、支出の内容や金額が確定していない場合に一時的に処理しておく資産の勘定であり、決算までに内容が判明したときは該当する勘定へ振り替えて残高を整理します。本…
精算表 (一部) において、仕入の試算表欄の借方に1,800,000円、繰越商品の試算表欄の借方に200,000円が記入されており、損益計算書欄の仕入 (売上原価) は1,760,000円であった。売上原価は仕入勘定で算定している。貸借対照表欄に記入される繰越商品の金額として正しいものはどれか。
解説: 売上原価を仕入勘定で算定する場合、損益計算書欄の仕入の金額は「期首商品棚卸高 + 当期商品仕入高 − 期末商品棚卸高」で計算される売上原価を表します。試算表欄から、期首商品棚卸高は繰越商品の200,000円、当期商品仕入高は仕入の1,800,000円と読み取れるので、期末商品棚卸…
精算表 (一部) において、受取利息の試算表欄の貸方に36,000円、損益計算書欄の貸方に30,000円が記入されている。修正記入欄への記入と、その結果貸借対照表欄に生じる勘定・金額の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 試算表欄の受取利息36,000円 (貸方) が損益計算書欄では30,000円に減少しているため、修正記入欄では受取利息の借方に差額の6,000円が記入されているはずです。収益の勘定の借方に記入して当期の収益を減らす決算整理は収益の繰延べであり、相手科目は次期の期間に対応する利息を…
商品売買を三分法で記帳している場合、決算整理を行う前の繰越商品勘定の残高が表すものとして正しいものはどれか。
解説: 三分法では、商品売買に関する取引を仕入 (費用)・売上 (収益)・繰越商品 (資産) の3つの勘定で記帳します。期中に商品を仕入れたときは仕入勘定の借方に、販売したときは売上勘定の貸方に記入するだけで、繰越商品勘定への記入は行いません。そのため、決算整理を行う前の繰越商品勘定の残…
仕入勘定で売上原価を算定する決算整理仕訳を行った後の、仕入勘定の残高と繰越商品勘定の残高が表すものの組合せとして正しいものはどれか。
解説: 仕入勘定で売上原価を算定する場合、「(借) 仕入 / (貸) 繰越商品」の仕訳で期首商品棚卸高を仕入勘定に加え、「(借) 繰越商品 / (貸) 仕入」の仕訳で期末商品棚卸高を仕入勘定から差し引きます。この結果、仕入勘定の残高は「期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高」すな…
売上総利益に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 売上総利益は「売上高−売上原価」で計算される利益であり、販売した商品の売価と原価の差額、つまり商品売買活動そのものから得られたもうけを表します。商品売買益とも呼ばれます。したがって選択肢1が正解です。選択肢2は誤りで、売上高からすべての費用を差し引いて計算されるのは当期純利益に近…
次の資料にもとづき、当期の売上総利益の金額として正しいものはどれか。 売上高 3,600,000円、期首商品棚卸高 250,000円、当期商品仕入高 2,700,000円、期末商品棚卸高 280,000円
解説: 売上総利益は「売上高−売上原価」で計算し、売上原価は「期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高」で計算します。本問の売上原価は 250,000円+2,700,000円−280,000円=2,670,000円 であり、売上総利益は 3,600,000円−2,670,000円=…
決算整理前残高試算表における繰越商品の残高は200,000円 (借方)、仕入の残高は1,500,000円 (借方) であり、期末商品棚卸高は240,000円であった。売上原価勘定を用いて売上原価を算定する場合の決算整理仕訳として正しいものはどれか。
解説: 売上原価勘定を用いる方法では、①期首商品棚卸高を繰越商品勘定から売上原価勘定へ振り替える「(借) 売上原価 200,000 / (貸) 繰越商品 200,000」、②当期商品仕入高を仕入勘定から売上原価勘定へ振り替える「(借) 売上原価 1,500,000 / (貸) 仕入 1,…
三分法で記帳している場合の売上原価の算定方法に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 売上原価勘定を用いる方法では、期首商品棚卸高を繰越商品勘定から、当期商品仕入高を仕入勘定から、いずれも売上原価勘定へ振り替えます。当期商品仕入高の全額が「(借) 売上原価 / (貸) 仕入」と振り替えられるため、決算整理後の仕入勘定の残高はゼロになります。したがって選択肢2が正解…
次の資料にもとづき、期末商品棚卸高として正しいものはどれか。 期首商品棚卸高 180,000円、当期商品仕入高 2,100,000円、売上原価 2,060,000円
解説: 売上原価は「期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高」で計算されるため、この式を変形すると「期末商品棚卸高=期首商品棚卸高+当期商品仕入高−売上原価」となります。本問では 180,000円+2,100,000円−2,060,000円=220,000円 となり、選択肢4が正解…
次の資料にもとづき、期首商品棚卸高として正しいものはどれか。 売上高 4,000,000円、売上総利益 1,000,000円、当期商品仕入高 2,900,000円、期末商品棚卸高 210,000円
解説: 売上総利益は「売上高−売上原価」で計算されるため、売上原価=売上高−売上総利益=4,000,000円−1,000,000円=3,000,000円 と求められます。次に、売上原価の計算式「期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高」を変形すると「期首商品棚卸高=売上原価+期末商…
当社は売上原価を仕入勘定で算定している。決算整理前残高試算表における仕入勘定の残高は2,500,000円 (借方) であり、売上原価算定の決算整理仕訳を行った後の仕入勘定の残高は2,430,000円 (借方) となった。期首商品棚卸高が180,000円であったとき、期末商品棚卸高として正しいものはどれか。
解説: 決算整理前の仕入勘定の残高2,500,000円は当期商品仕入高を、決算整理後の残高2,430,000円は売上原価を表します。売上原価は「期首商品棚卸高+当期商品仕入高−期末商品棚卸高」で計算されるため、式を変形すると「期末商品棚卸高=期首商品棚卸高+当期商品仕入高−売上原価」とな…
次の資料にもとづき、当期の売上原価と売上総利益の組合せとして正しいものはどれか。 売上高 4,800,000円、当期商品総仕入高 3,600,000円、仕入戻し高 60,000円、期首商品棚卸高 260,000円、期末商品棚卸高 300,000円
解説: 仕入戻し (返品) 高は仕入高から控除するため、当期の純仕入高は 3,600,000円−60,000円=3,540,000円 です。売上原価は「期首商品棚卸高+純仕入高−期末商品棚卸高」で計算するので、260,000円+3,540,000円−300,000円=3,500,000円…
決算整理事項が「売上原価の算定 (仕入勘定で算定)」「備品の減価償却 (間接法)」「貸倒引当金の設定 (差額補充法)」「保険料の前払分の繰延べ」「未使用の郵便切手の貯蔵品への振替え」の5つであるとき、決算整理前残高試算表と決算整理後残高試算表とで残高が変化しない勘定はどれか。なお、各決算整理事項に係る金額はいずれもゼロではなく、期首と期末の商品棚卸高は異なっている。
解説: 決算整理によって残高が変化するのは、決算整理仕訳の借方または貸方に記入される勘定です。間接法による減価償却の決算整理仕訳は「(借) 減価償却費 / (貸) 減価償却累計額」であり、備品勘定そのものには記入しないため、備品は取得原価のまま整理前と整理後で残高が変化しません。したがっ…
決算整理後残高試算表において、借方に残高が記載される勘定科目はどれか。
解説: 決算整理後残高試算表の借方には資産と費用の勘定残高が、貸方には負債・純資産・収益の勘定残高と評価勘定の残高が記載されます。未収家賃は、当期にすでに発生した家賃収入をまだ受け取っていない場合に見越計上するもので、次期に代金を受け取る権利を表す資産の勘定です。したがって借方に記載され…
決算整理前残高試算表における備品の残高は600,000円 (取得原価)、備品減価償却累計額の残高は225,000円であった。決算にあたり、耐用年数8年・残存価額ゼロの定額法により減価償却を行う場合、決算整理後残高試算表に計上される備品減価償却累計額の金額として正しいものはどれか。
解説: 定額法による当期の減価償却費は、(取得原価600,000円−残存価額0円)÷耐用年数8年=75,000円です。決算整理仕訳「(借) 減価償却費 75,000 / (貸) 備品減価償却累計額 75,000」により、備品減価償却累計額は整理前の残高225,000円に当期分75,000…
決算整理前残高試算表における受取家賃の残高は180,000円 (貸方) であった。このうち30,000円は次期に属する分を前受けしたものである。決算整理後残高試算表に計上される受取家賃と前受家賃の金額の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 受け取った家賃のうち次期分30,000円は当期の収益にできないため、決算整理仕訳「(借) 受取家賃 30,000 / (貸) 前受家賃 30,000」により次期へ繰り延べます。この結果、決算整理後残高試算表の受取家賃は180,000円−30,000円=150,000円 (貸方)、…
決算整理後残高試算表における勘定残高 (一部) は次のとおりである。当期純利益の金額として正しいものはどれか。 売上 4,800,000円、受取手数料 60,000円、仕入 3,300,000円、給料 840,000円、減価償却費 90,000円、貸倒引当金繰入 12,000円、支払利息 18,000円、貸倒引当金 20,000円、減価償却累計額 270,000円、前払保険料 15,000円
解説: 当期純利益は、決算整理後残高試算表のうち収益と費用の勘定残高だけを集計して「収益合計−費用合計」で計算します。収益は売上4,800,000円と受取手数料60,000円の合計4,860,000円、費用は仕入 (決算整理後の残高なので売上原価を表します) 3,300,000円・給料8…
次の決算整理のうち、これを行うことによって当期純利益が決算整理前の利益よりも大きくなるものはどれか。なお、いずれの決算整理も該当する金額はゼロではないものとする。
解説: 決算整理が利益に与える影響は、費用を増やすか減らすか、収益を増やすか減らすかで判断します。支払家賃のうち前払分を次期に繰り延べる決算整理は「(借) 前払家賃 / (貸) 支払家賃」であり、当期の費用である支払家賃が減少するため、当期純利益は決算整理前より大きくなります。したがって…
当社 (会計期間は4月1日から3月31日までの1年間) は、当期首より前から保有する備品A (取得原価480,000円、耐用年数6年) に加え、当期の12月1日に備品B (取得原価360,000円、耐用年数5年) を取得し、直ちに使用を開始した。いずれも残存価額ゼロの定額法で減価償却を行い、期中に取得した備品は月割りで償却する場合、決算整理後残高試算表に計上される減価償却費の金額として正しいものはどれか。
解説: 備品Aは当期首より前から保有しているため1年分を償却し、減価償却費は480,000円÷6年=80,000円です。備品Bは当期の12月1日に取得しているため、年間償却額360,000円÷5年=72,000円を、使用を開始した12月から決算日の3月までの4か月分だけ月割計上します。7…
決算整理前残高試算表における通信費の残高は48,000円、租税公課の残高は30,000円であった。決算日に未使用の郵便切手5,000円分と未使用の収入印紙8,000円分があることが判明した。決算整理後残高試算表に計上される貯蔵品・通信費・租税公課の金額の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 郵便切手は購入時に通信費、収入印紙は購入時に租税公課として費用処理されていますが、決算日に未使用分が残っている場合は、その分を資産である貯蔵品勘定に振り替えます。決算整理仕訳は「(借) 貯蔵品 13,000 / (貸) 通信費 5,000・租税公課 8,000」です。この結果、貯…
決算整理前残高試算表における収益・費用の勘定残高は次のとおりである。 売上 6,000,000円、受取手数料 90,000円、仕入 4,200,000円、給料 900,000円、支払家賃 300,000円、通信費 60,000円、保険料 72,000円 次の決算整理事項をすべて反映した後の当期純利益として正しいものはどれか。 ① 期首商品棚卸高は250,000円、期末商品棚卸高は310,000円であり、売上原価は仕入勘定で算定する。 ② 備品について減価償却費135,000円を計上する。 ③ 売掛金残高500,000円に対して2%の貸倒引当金を差額補充法により設定する (決算整理前の貸倒引当金残高は4,000円)。 ④ 保険料のうち18,000円は次期分の前払いである。 ⑤ 通信費のうち未使用の郵便切手5,000円分を貯蔵品に振り替える。
解説: 決算整理を1つずつ反映します。①売上原価は期首250,000円+当期仕入4,200,000円−期末310,000円=4,140,000円です。②減価償却費135,000円を費用に計上します。③貸倒引当金の設定額は500,000円×2%=10,000円であり、差額補充法では整理前残…
決算整理後残高試算表の借方合計と貸方合計はともに7,500,000円で一致している。このうち費用に属する勘定の残高合計は2,800,000円、収益に属する勘定の残高合計は3,150,000円である。この決算整理後残高試算表から作成される損益計算書の当期純損益と、貸借対照表の資産合計の組合せとして正しいものはどれか。なお、貸倒引当金や減価償却累計額などの評価勘定はないものとする。
解説: 決算整理後残高試算表の借方は「資産+費用」、貸方は「負債+純資産+収益」で構成されています。当期純損益は収益合計と費用合計の差額であり、収益3,150,000円が費用2,800,000円を上回っているため、当期純利益350,000円となります。資産合計は借方合計から費用合計を差し…
決算整理の結果、受取手形の残高は400,000円、売掛金の残高は600,000円であり、これらの債権に対して2%の貸倒引当金20,000円が設定されている。貸借対照表では、受取手形・売掛金の金額から貸倒引当金を控除する形式で表示する。控除後の債権合計 (回収可能見込額) として正しいものはどれか。
解説: 貸倒引当金は、受取手形や売掛金のうち回収できない見込みの金額をあらかじめ見積もった評価勘定であり、貸借対照表の資産の部では債権の金額の下にマイナス項目として記載し、控除する形式で表示します。本問の債権合計は400,000円+600,000円=1,000,000円、貸倒引当金は1,…
備品 (取得原価800,000円) について、減価償却を間接法で記帳しており、決算整理後の備品減価償却累計額勘定の残高は288,000円である。貸借対照表の表示から読み取れる備品の帳簿価額として正しいものはどれか。
解説: 間接法では、備品勘定は取得原価800,000円のまま残し、価値の減少分を減価償却累計額勘定に累積して記帳します。貸借対照表では、備品の取得原価から減価償却累計額を控除する形式で表示するため、帳簿価額は800,000円−288,000円=512,000円と読み取れます。したがって選…
決算整理によって計上される前払費用・未払費用・前受収益・未収収益のうち、貸借対照表の負債の部に表示されるものの組合せとして正しいものはどれか。
解説: 経過勘定のうち、未払費用は当期にすでにサービスの提供を受けたにもかかわらず代金を支払っていないものであり、次期以降に支払う義務を表すため負債です。前受収益は代金を先に受け取ったもののサービスの提供がまだ済んでいないものであり、次期以降にサービスを提供する義務を表すためこれも負債で…
決算整理で生じた勘定科目と、貸借対照表に記載する際の表示科目の組合せとして誤っているものはどれか。
解説: 帳簿上は前払保険料・未払利息のように内容を示す具体的な勘定科目で記帳しますが、貸借対照表に記載する際は前払費用・未払費用・前受収益・未収収益という表示科目にまとめて表示します。前受手数料は、手数料を先に受け取ったもののサービスの提供がまだ済んでいないことを表す経過勘定なので、貸借…
決算整理前残高試算表における受取利息の残高は40,000円 (貸方) であった。決算にあたり、貸付金の利息のうち当期にすでに経過した期間に対応する8,000円が未収であることが判明した。損益計算書に表示される受取利息の金額と、貸借対照表における表示の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 当期にすでに経過した期間に対応する利息は、まだ受け取っていなくても当期の収益として計上する必要があります (収益の見越し)。決算整理仕訳は「(借) 未収利息 8,000 / (貸) 受取利息 8,000」となり、損益計算書の受取利息は40,000円+8,000円=48,000円、…
損益計算書の表示に関する記述として正しいものはどれか。
解説: 帳簿上は仕入勘定を用いて売上原価を算定しますが、損益計算書に記載する際は「売上原価」という表示科目を用います。帳簿上の勘定科目と財務諸表の表示科目は必ずしも一致せず、損益計算書では取引の内容がわかりやすい名称に置き換えて表示するためです。したがって選択肢1が正解です。選択肢2につ…
決算の結果、損益勘定において費用の総額が収益の総額を120,000円上回り、当期純損失が算定された。この当期純損失を振り替える仕訳として正しいものはどれか。
解説: 費用の総額が収益の総額を上回った場合、損益勘定は借方残高となり、その差額が当期純損失です。損益勘定を締め切るには貸方に「損益」を記入して残高をゼロにし、相手科目として繰越利益剰余金勘定の借方に振り替えます。当期純損失は過年度から蓄積された利益の減少を意味するため、純資産の勘定であ…
決算振替の結果、損益勘定の貸方には売上3,000,000円と受取利息50,000円が、借方には仕入2,100,000円・給料600,000円・支払家賃150,000円が記入されている。損益勘定を締め切るにあたり、繰越利益剰余金勘定へ振り替えられる金額と、繰越利益剰余金勘定への記入側の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 損益勘定の貸方 (収益) の合計は3,000,000円+50,000円=3,050,000円、借方 (費用) の合計は2,100,000円+600,000円+150,000円=2,850,000円です。収益が費用を上回っているため、差額3,050,000円−2,850,000円=…
決算整理後残高試算表における繰越利益剰余金勘定の残高は640,000円 (貸方) であった。その後、損益勘定において当期純利益280,000円が算定され、繰越利益剰余金勘定へ振り替えられた。貸借対照表に表示される繰越利益剰余金の金額と表示区分の組合せとして正しいものはどれか。
解説: 決算整理後残高試算表の繰越利益剰余金640,000円は、当期純利益を振り替える前の金額です。損益勘定で算定された当期純利益280,000円は「(借) 損益 280,000 / (貸) 繰越利益剰余金 280,000」の振替仕訳によって繰越利益剰余金勘定の貸方に加算されるため、貸借…
決算整理後の各勘定残高は次のとおりであった。貸借対照表に表示される資産合計として正しいものはどれか。 現金 250,000円、売掛金 400,000円、貸倒引当金 8,000円、備品 600,000円、備品減価償却累計額 216,000円、前払家賃 30,000円
解説: 貸倒引当金と減価償却累計額は、いずれも残高が貸方に生じる評価勘定であり、貸借対照表の資産の部では対応する資産から控除する形式で表示します。また前払家賃は、次期にサービスの提供を受ける権利を表す資産 (前払費用) として資産の部に計上します。したがって資産合計は、現金250,000…
ぴよパスに収録している日商簿記3級「決算」のオリジナル練習問題 全70問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
初級28問・中級28問・上級14問の全70問構成です。
選択肢5の720,000円は取得原価から取得原価の10%を差し引いた金額であり、残存価額を差し引いて要償却額を求める計算と帳簿価額の計算を混同した誤りです。→ Q62 備品 (取得原価800,000円) について、減価償却を間接法で記帳しており、決算整理後の… で確認する
選択肢4は収益の見越しを費用の見越しと混同しており、未払費用は当期に受けたサービスの代金が未払いの場合に計上する負債であるため誤りです。→ Q65 決算整理前残高試算表における受取利息の残高は40,000円 (貸方) であった。決算にあた… で確認する
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あわせて: 簿記3級対応の電卓の選び方 →
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
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この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
簿記3級のテキスト選びを、最初の1冊・CBT形式の演習・直前期の予想模試に分けて整理。スッキリわかる、パブロフ流、スッキリうかる本試験予想問題集の向く人・向かない人も解説します。
簿記3級の通信講座 4 社 (スタディング 3,850円・フォーサイト・クレアール・ユーキャン 39,000円) を学習スタイル・サポート・教材形式で客観比較。独学から切り替える判断軸と「向く人/向かない人」を解説します。
日商簿記3級はネット試験(CBT)対応の演習が合否を分けます。理解と演習が一体のTAC『スッキリわかる』・翔泳社『パブロフ流』、本番形式に慣れるTAC『予想問題集』を役割で比較。仕訳を固める順番と、電卓の使い方まで含めた買い方を正直に解説します。
簿記3級 第2問 (配点20点) の代表パターンを補助簿・勘定記入・商品有高帳・固定資産台帳・伝票会計・語句補充の6系統で整理。各パターンの解き方と頻出ポイント、満点を狙わず部分点を拾う戦略まで表で解説します。
簿記3級の電卓選びを、試験で使える条件 (12桁・キーロールオーバー・GT・00キー・サイレント) と早打ち・メモリ活用の使い方に分けて整理。CBT/統一試験で持ち込めるもの・ダメなものも解説します。
簿記3級の勘定科目を資産・負債・純資産・収益・費用の5グループに分類した一覧表で整理。増えたら借方か貸方かの判断、売掛金と未収入金など紛らわしい科目の見分け方、丸暗記に頼らず仕組みで覚えるコツを解説します。
消防設備士
ビルメン4点 + ビル管