日商簿記3級 決算 練習問題 第51問: 決算整理事項が「売上原価の算定 (仕入勘定で算定)」「備品の減価償却 (間接法)」「貸倒引当金の設定 (差額補充法)」「保険料の前払分の繰延べ」「未使用の郵便切
決算整理事項が「売上原価の算定 (仕入勘定で算定)」「備品の減価償却 (間接法)」「貸倒引当金の設定 (差額補充法)」「保険料の前払分の繰延べ」「未使用の郵便切手の貯蔵品への振替え」の5つであるとき、決算整理前残高試算表と決算整理後残高試算表とで残高が変化しない勘定はどれか。なお、各決算整理事項に係る金額はいずれもゼロではなく、期首と期末の商品棚卸高は異なっている。
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正解: 3. 備品
決算整理によって残高が変化するのは、決算整理仕訳の借方または貸方に記入される勘定です。間接法による減価償却の決算整理仕訳は「(借) 減価償却費 / (貸) 減価償却累計額」であり、備品勘定そのものには記入しないため、備品は取得原価のまま整理前と整理後で残高が変化しません。したがって選択肢3が正解です。選択肢1の繰越商品は、期首商品棚卸高を仕入勘定へ振り替え、期末商品棚卸高を仕入勘定から振り替える決算整理により、期首の金額から期末の金額へ置き換わるため変化します (本問では期首と期末の棚卸高が異なるとされています)。選択肢2の貸倒引当金は、差額補充法による繰入額が貸方に記入されて残高が増加するため変化します。選択肢4の保険料は、前払分が「(借) 前払保険料 / (貸) 保険料」の仕訳で控除されて減少するため変化します。選択肢5の通信費は、未使用の郵便切手の分だけ「(借) 貯蔵品 / (貸) 通信費」の仕訳で減少するため変化します。
関連キーワード: 決算整理後残高試算表・決算整理仕訳・間接法・備品・貯蔵品
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