日商簿記3級 決算 練習問題 第56問: 次の決算整理のうち、これを行うことによって当期純利益が決算整理前の利益よりも大きくなるものはどれか。なお、いずれの決算整理も該当する金額はゼロではないものとする
次の決算整理のうち、これを行うことによって当期純利益が決算整理前の利益よりも大きくなるものはどれか。なお、いずれの決算整理も該当する金額はゼロではないものとする。
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正解: 3. 支払家賃のうち前払分を次期に繰り延べる。
決算整理が利益に与える影響は、費用を増やすか減らすか、収益を増やすか減らすかで判断します。支払家賃のうち前払分を次期に繰り延べる決算整理は「(借) 前払家賃 / (貸) 支払家賃」であり、当期の費用である支払家賃が減少するため、当期純利益は決算整理前より大きくなります。したがって選択肢3が正解です。選択肢1の減価償却費の計上は「(借) 減価償却費 / (貸) 減価償却累計額」で費用が増加するため、利益は小さくなります。選択肢2の貸倒引当金の繰入れは「(借) 貸倒引当金繰入 / (貸) 貸倒引当金」で費用が増加するため、利益は小さくなります。選択肢4の未払利息の見越計上は「(借) 支払利息 / (貸) 未払利息」で費用が増加するため、利益は小さくなります。選択肢5の前受手数料の繰延べは「(借) 受取手数料 / (貸) 前受手数料」で当期の収益が減少するため、利益は小さくなります。このように、費用の繰延べ (前払費用) と収益の見越し (未収収益) は利益を増やす方向に、費用の見越し (未払費用) と収益の繰延べ (前受収益) は利益を減らす方向に働きます。
関連キーワード: 決算整理・当期純利益への影響・費用の繰延べ・前払費用・経過勘定
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