毒物劇物取扱者試験(一般) 基礎化学 練習問題 第36問: 標準状態における二酸化炭素(分子量 44)の密度として最も近いものはどれか。ただし標準状態における気体 1 mol の体積を 22.4 L とする。
標準状態における二酸化炭素(分子量 44)の密度として最も近いものはどれか。ただし標準状態における気体 1 mol の体積を 22.4 L とする。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 2. 約 1.96 g/L
気体の密度は単位体積あたりの質量なので、1 mol の質量を 1 mol の体積で割って求めます。標準状態では 1 mol が 22.4 L を占め、その質量は分子量に g を付けた 44 g なので、44 g÷22.4 L=1.96 g/L となり、2 が正解です。4 の約 44 g/L は 1 mol の質量をそのまま密度としたもので、22.4 L で割る操作が抜けています。3 の約 0.51 g/L は 22.4÷44 と分母と分子を逆にした値です。1 の約 1.25 g/L は分子量 28 の気体について同じ計算をした場合の値で、二酸化炭素の分子量を取り違えています。分子量が大きい気体ほど標準状態の密度は大きくなります。
関連キーワード: 気体の密度・標準状態・分子量・モル体積
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 毒物劇物
毒物劇物取扱者の語呂合わせ|特定毒物10品目は、名前の形だけで6・2・2に割れる
特定毒物は指定令第3条の10品目しかなく、うち6つは名前に「ホスフエイト」か「ホスホルアミド」が入っています。化学の知識を使わず名前の形だけで分類する手順と、法別表第三と指定令が同じ順に並んでいること、特定毒物にだけ濃度の但書きが1つも無いことを条文で確認します。
- 毒物劇物
毒物劇物取扱責任者が必要な場所|販売店だけではなく、めっき・熱処理・しろあり防除・大型運送にも設置義務がある
毒物劇物取扱責任者は毒物劇物営業者の製造所・営業所・店舗だけの話ではありません。毒物及び劇物取締法22条と施行令41条は、電気めっき・金属熱処理・大型自動車での運送・しろあり防除の4事業にも届出と規定の準用を課しています。しかも事業ごとに対象の物質が違います。さらに8条1項には試験合格以外に2つのルートがあります。条文で確認します。
- 毒物劇物
毒物劇物取扱者試験の実地試験とは|「識別」に独立した足切りがあり筆記 6 割では届かない
毒物劇物取扱者試験は筆記 3 科目では終わりません。4 科目目の「毒物及び劇物の識別及び取扱方法」は実地試験と呼ばれ、多くの県が筆記とは別に足切りを置いています。神奈川・北海道・東京・埼玉の合格基準を並べ、どこに独立した壁があるかを整理しました。


