証券外務員一種 商品業務(株式・債券・投資信託・付随業務) 練習問題 第11問: 顧客が委託保証金として現金30万円と、預託する日の前日の時価が75万円の上場株券を差し入れた。代用有価証券の掛目を80%とし、委託保証金率を30%とするとき、こ
顧客が委託保証金として現金30万円と、預託する日の前日の時価が75万円の上場株券を差し入れた。代用有価証券の掛目を80%とし、委託保証金率を30%とするとき、この顧客が新規に建てることのできる信用取引の約定価額の上限はいくらか。なお、他に建玉はないものとする。
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正解: 5. 300万円
委託保証金の全部または一部は有価証券で代用できますが、その代用価格は預託する日の前日の時価に、株券については80%を乗じた額を超えない額とされています。したがって代用有価証券の評価額は 75万円 × 80% = 60万円。現金30万円と合わせた受入保証金の総額は 30万円 + 60万円 = 90万円 です。委託保証金率30%のもとで建てられる約定価額の上限は 90万円 ÷ 0.3 = 300万円 となります。175万円は代用株券を保証金に加えずに建玉可能額へ直接足してしまった値(30万円÷0.3+75万円)、200万円は現金分を数え落として代用分60万円だけで計算した値、250万円は掛目を60%として評価した場合の値です。掛目は時価変動による担保割れを防ぐための調整なので、代用価格は必ず時価より小さくなります。
根拠法令: 金融商品取引法第161条の2に規定する取引及びその保証金に関する内閣府令第6条
関連キーワード: 信用取引・代用有価証券・掛目・計算問題
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