収益性とキャッシュ・フローの分析
全20問
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この科目の学習ポイントを読む
収益性とキャッシュ・フローの分析はビジネス会計検定試験2級を構成する6科目のうちの1科目で、ぴよパスのオリジナル予想問題は全20問 (試験全体の約17%相当) を収録しています。本試験は合格率43.6%(第38回・2026年3月8日実施)・試験時間2時間・受験料7,480円の試験で、収益性とキャッシュ・フローの分析は合格判定にも直結する重要科目です。主な出題テーマは財務レバレッジ・収益性と安全性・総資本回転率・ROAの分解などです。難易度バッジ (初級・中級・上級) で各問題の習熟度を可視化しているため、まず初級から段階的に解き進めるとビジネス会計検定試験2級受験者が陥りがちな「典型論点の取りこぼし」を防げます。
20問のうち5問には法令・告示の根拠条文を明示し、「なぜその答えになるか」を理解する学習ができるよう設計しています。学習の流れは Q1 から順に解いて間違えた問題の解説を熟読、その後他科目 (会計の意義と制度・連結の範囲と持分法・連結財務諸表の構造) との行き来で論点を立体的に押さえる、最後に模擬試験モード (本番と同じ科目配分・問題数・制限時間を再現) で総合実力を測る、の 3 段構成が最短ルートです。誤答した論点は復習モードで反復することで、本試験で問われる「科目別最低ライン + 総合得点」の二段クリアを安定して達成できます。
- 正解済みまだ正解していませんQ1中級ROEの3分解・デュポン分解
自己資本利益率(ROE)を3つに分解したときの構成として、正しいものはどれか。
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解説: ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 は、(当期純利益 ÷ 売上高)×(売上高 ÷ 総資本)×(総資本 ÷ 自己資本)に分解できます。売上高と総資本が約分されて元に戻るため式として成立し、利幅・資本の使用効率・財務レバレッジの3要素に分かれます。
- 正解済みまだ正解していませんQ2中級財務レバレッジ・自己資本比率の逆数
財務レバレッジを求める式として、正しいものはどれか。
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解説: 財務レバレッジは総資本が自己資本の何倍かを示します。自己資本比率の逆数にあたるため、自己資本比率が低いほど財務レバレッジは大きくなります。
- 正解済みまだ正解していませんQ3中級ROEの分解の計算
売上高当期純利益率が4%、総資本回転率が1.5回、財務レバレッジが2.0倍であるとき、自己資本利益率はいくらか。
答えと解説を先に見る
解説: ROE = 4% × 1.5 × 2.0 = 12% です。回転率と財務レバレッジは倍率なのでそのまま掛けます。
- 正解済みまだ正解していませんQ4中級財務レバレッジ・収益性と安全性
財務レバレッジが高い会社について、正しい説明はどれか。
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解説: 財務レバレッジ = 総資本 ÷ 自己資本 は自己資本比率の逆数です。他人資本の割合を高めるとROEは押し上げられますが、同時に自己資本比率が下がるため安全性は損なわれます。収益性と安全性を同時に見る必要がある理由です。
- 正解済みまだ正解していませんQ5初級総資本回転率
総資本回転率を求める式として、正しいものはどれか。
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解説: 総資本回転率は投下した資本が1年間に何回売上高となって回収されたかを示します。単位は「回」で、百分率にはしません。
- 正解済みまだ正解していませんQ6中級棚卸資産回転率・在庫の滞留
棚卸資産回転率を求める式として、正しいものはどれか。
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解説: 棚卸資産回転率は在庫が期間中に何回入れ替わったかを示します。回転率が高いほど在庫が滞留していないことになります。
- 正解済みまだ正解していませんQ7中級売上債権回転期間・回収期間
売上債権回転期間を月単位で求める式として、正しいものはどれか。
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解説: 回転期間は回転率の逆数を期間で表したものです。月単位なら分母を月商(年間売上高 ÷ 12)にします。回収までにかかる期間の長短を示します。
- 正解済みまだ正解していませんQ8初級売上高経常利益率
売上高経常利益率が示す内容として、最も適切なものはどれか。
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解説: 経常利益は連結財務諸表規則第61条により営業損益に営業外収益・営業外費用を加減して求めます。財務活動を含めた通常の活動の成果を示します。
根拠法令: 連結財務諸表規則第61条
- 正解済みまだ正解していませんQ9中級フリー・キャッシュ・フロー
フリー・キャッシュ・フローの考え方として、最も一般的なものはどれか。
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解説: フリー・キャッシュ・フローは、本業で生み出した資金から事業の維持・拡大に必要な投資を差し引いて、自由に使える資金がどれだけ残るかを見る考え方です。営業CFと投資CFを合計する方法が広く用いられます。
- 正解済みまだ正解していませんQ10中級フリー・キャッシュ・フローの計算
営業活動によるキャッシュ・フローが500、投資活動によるキャッシュ・フローが-350であるとき、フリー・キャッシュ・フローはいくらか。
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解説: フリー・キャッシュ・フロー = 500 + (-350) = 150 です。投資活動によるキャッシュ・フローは支出が多ければマイナスになるため、そのまま加算します。
- 正解済みまだ正解していませんQ11中級営業CFマージン
営業キャッシュ・フロー・マージンを求める式として、正しいものはどれか。
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解説: 営業キャッシュ・フロー・マージンは、売上高のうちどれだけが実際の資金として残ったかを示します。売上高営業利益率と比べることで、利益と資金のずれの大きさが分かります。
- 正解済みまだ正解していませんQ12中級利益と資金のずれ・運転資本
利益は計上されているのに営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスである場合に、まず疑うべきものはどれか。
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解説: 財務諸表等規則第113条第2号ロは、間接法において売上債権・棚卸資産・仕入債務などの増減を調整対象としています。売上を計上しても代金が未回収であれば資金は増えず、在庫が積み上がれば資金は出ていきます。配当・借入返済・自己株式取得はいずれも財務活動の区分です。
根拠法令: 財務諸表等規則第113条第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ13中級ROAの分解
総資本経常利益率を「売上高経常利益率 × 総資本回転率」に分解する意義として、最も適切なものはどれか。
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解説: 総資本経常利益率 = 経常利益 ÷ 総資本 は、(経常利益 ÷ 売上高)×(売上高 ÷ 総資本)に分解できます。同じ利益率でも、薄利多売型と高利幅低回転型では改善の打ち手が変わります。
- 正解済みまだ正解していませんQ14初級連結の収益性
連結の収益性指標を個別と比べる意義として、最も適切なものはどれか。
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解説: 連結財務諸表規則第4条第1項第1号は企業集団の経営成績の真実な表示を求めています。親会社単体が黒字でも子会社が損失を出していれば連結の収益性は下がるため、集団としての実力が見えます。
根拠法令: 連結財務諸表規則第4条第1項第1号
- 正解済みまだ正解していませんQ15中級総資本経常利益率の計算・分解の検算
売上高が2,000、経常利益が160、総資本が1,600であるとき、総資本経常利益率はいくらか。
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解説: 総資本経常利益率 = 経常利益 ÷ 総資本 × 100 = 160 ÷ 1,600 × 100 = 10% です。なお売上高経常利益率は 160 ÷ 2,000 × 100 = 8%、総資本回転率は 2,000 ÷ 1,600 = 1.25回で、8% × 1.25 = 10% と…
- 正解済みまだ正解していませんQ16中級持分法による投資利益・営業外収益
持分法による投資利益が連結損益計算書に表示される区分として、正しいものはどれか。
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解説: 連結財務諸表規則第57条は、営業外収益に属する収益として受取利息・受取配当金・有価証券売却益とともに「持分法による投資利益」を明記しています(損失の場合は第58条により営業外費用)。したがって経常利益には反映されますが、営業利益には影響しません。なお第66条の2は、投資利益と投資…
根拠法令: 連結財務諸表規則第57条
- 正解済みまだ正解していませんQ17中級ROAの分解・総資本回転率
売上高営業利益率が同水準の2社で、総資本経常利益率に差が出る主な理由として、最も適切なものはどれか。
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解説: 総資本経常利益率は売上高経常利益率と総資本回転率の積に分解できます。利幅が同水準なら、差を生むのは資本をどれだけ効率よく売上に変えているかです。
- 正解済みまだ正解していませんQ18中級3区分の符号
キャッシュ・フロー計算書の3区分の符号が「営業+・投資−・財務+」である会社の状態として、最も自然な説明はどれか。
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解説: 営業活動がプラスで資金を生み、投資活動がマイナスで支出し、財務活動がプラスで借入や増資により調達している形です。成長局面でよく見られる組み合わせですが、投資の回収が進むかを続けて確認する必要があります。
- 正解済みまだ正解していませんQ19初級減価償却費・非資金項目
減価償却費が営業活動によるキャッシュ・フローで加算される理由として、正しいものはどれか。
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解説: 財務諸表等規則第113条第2号イは「損益計算書に収益又は費用として計上されている項目のうち資金の増加又は減少を伴わない項目」を加減すると定めています。減価償却費はその代表例です。
根拠法令: 財務諸表等規則第113条第2号
- 正解済みまだ正解していませんQ20中級収益性と安全性・トレードオフ
収益性と安全性を同時に見る必要がある理由として、最も適切なものはどれか。
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解説: ROE は売上高当期純利益率 × 総資本回転率 × 財務レバレッジ に分解できます。借入を増やして財務レバレッジを高めれば ROE は上がりますが、自己資本比率は下がります。片方の指標だけでは判断を誤ります。
収益性とキャッシュ・フローの分析の出題傾向 — 収録全20問の分析
ぴよパスに収録しているビジネス会計検定試験2級「収益性とキャッシュ・フローの分析」のオリジナル練習問題 全20問を集計した、実データに基づく傾向まとめです
難易度の構成
初級4問・中級16問の全20問構成です。うち5問には根拠となる法令・条文を解説に明記しています。
頻出テーマ (出題数の多い順)
- 財務レバレッジ2問
- 収益性と安全性2問
- 総資本回転率2問
- ROAの分解2問
ビジネス会計検定試験2級の他のカテゴリ
編集部が選んだ「合格に直結する 2 冊」 PR
Amazon 評価とネット評判を徹底監査して 2 冊に絞りました。あなたの学習段階に合う 1 冊からどうぞ。
- 出題範囲の線引きを持つ唯一の公式書ビジネス会計検定試験公式テキスト2級〈第6版〉大阪商工会議所 編・中央経済社
実施主体が編集する唯一の公式テキスト。全9章380頁で、第1章「企業会計の意義と制度」から第9章「財務諸表分析」までを扱い、付録に連結財務諸表の表示例を収める。2級は3級に連結財務諸表と応用的な分析が加わるが、公式が示す出題範囲は項目レベルまでなので、各項目をどこまで掘るかの線引きを持っているのは実質この1冊。ぴよパスの練習問題は連結財務諸表規則・財務諸表等規則の条文に接地させてあるので、条文の裏付けは演習側で、分析指標の運用感はテキスト側で、と役割を分けられる。
こんな人に: 3級を終えて2級に進む人。連結財務諸表を体系的に押さえたい人。
解説◎演習△Amazonで価格を見る - 本番の形式で通せる唯一の資料ビジネス会計検定試験公式過去問題集2級〈第6版〉大阪商工会議所 編・中央経済社
大阪商工会議所は試験問題を全公開しておらず、公式サイトに載るのは各級の「試験問題例」だけ。本書は第29回〜第34回の問題を公式テキストの項目順に整理し、うち第30回・第34回は全問を試験出題形式で掲載しているので、2時間の配分を紙で確かめられる。252頁・10章構成。⚠️ 買っても転載はできないため、この試験には無料の過去問アーカイブが存在しない。演習量そのものは別に用意する前提で考えること。
こんな人に: テキストを一周し終えて、2時間の配分と応用分析の出方を確かめたい人。
解説○演習◎Amazonで見る
書籍で学んだ知識は、24 時間後に約 70% 忘れます(エビングハウス忘却曲線)。
上の練習問題で間違えた論点を確認しながら読むと、定着率が高まります。「読んだだけ」より「解いて間違えて復習した」方が記憶に残りやすいことは、学習科学で繰り返し示されています (テスト効果)。
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収益性とキャッシュ・フローの分析 — よくある質問
この科目の問題数・学習順序・出題比率・合格ラインの目安をまとめました
- ビジネス会計検定試験2級の収益性とキャッシュ・フローの分析は何問用意されていますか?
- ぴよパスではビジネス会計検定試験2級の収益性とキャッシュ・フローの分析に全20問のオリジナル練習問題を用意しています。全問解説付きで、難易度 (beginner / intermediate / advanced) バッジも付いているので、まず beginner → intermediate → advanced の順で進めると効率的です。120問あるビジネス会計検定試験2級全体のうち収益性とキャッシュ・フローの分析は約17%を占める重要科目です。
- 収益性とキャッシュ・フローの分析はどんな順序で学習するのがおすすめですか?
- 収益性とキャッシュ・フローの分析は問題 ID 順 (Q1 → 最終問題) で解くと論点が段階的に積み上がるように設計されています。まず全問を 1 周してどの論点が曖昧かを洗い出し、2 周目以降は解説を熟読しながら苦手論点を潰す流れが最短ルートです。ビジネス会計検定試験2級は合計6科目 (収益性とキャッシュ・フローの分析 / 会計の意義と制度・連結の範囲と持分法・連結財務諸表の構造・安全性と連単倍率の分析) の構成なので、収益性とキャッシュ・フローの分析単独で完結させず他科目と行き来しながら知識を関連付けると定着しやすくなります。
- ビジネス会計検定試験2級全体で収益性とキャッシュ・フローの分析の出題比率はどのくらいですか?
- 収益性とキャッシュ・フローの分析はビジネス会計検定試験2級の6科目のうちの1科目です。ぴよパスに収録している収益性とキャッシュ・フローの分析の問題数は20問 / 全120問で、収録全体の約17%にあたります。本試験での収益性とキャッシュ・フローの分析の出題比率は約17%で、ぴよパスの模擬試験もこの配分で出題します。収録比率は演習量の都合で本試験の配分とは一致しないため、配分どおりに解きたいときは模擬試験を使ってください。合格率43.6%(第38回・2026年3月8日実施)の試験なので、どの科目も一定の得点力を確保しておくのが結果として最短ルートになります。
- 収益性とキャッシュ・フローの分析で合格ラインを割らないためのコツはありますか?
- ビジネス会計検定試験2級に科目別の足切りはなく、合否は総合得点で決まります。ただし収益性とキャッシュ・フローの分析を捨て科目にすると総合点でその分を取り返す必要が出るため、最低ラインは確保しておくのが安全です。試験時間2時間の中で、ぴよパスの収益性とキャッシュ・フローの分析練習問題を最低 2 周し、間違えた問題だけを復習モードで反復することで「最低ライン確保」→「得点源化」の 2 段階で仕上げるのが定石です。本番直前には模擬試験モードで他科目と合わせて通し演習し、本番の時間配分を体で覚えることをおすすめします。
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ビジネス会計検定は希望の級から受験でき、連続する2つの級を同日に併願できます。ただし3級と1級は併願できません。理由は時間割で、2級だけが午前(集合10時)だからです。受験料と電卓の持込ルールまで、公式の記載で整理します。
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簿記とビジネス会計検定の違い|同じ「連結」を扱うのに、作る側と読む側で問われ方が変わる
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