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宅地建物取引士資格試験 権利関係 練習問題 第10問: 契約の解除に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。

問題 10 / 45あと 4 問で 30% に到達
中級権利関係難易度目安 51%

契約の解除に関する次の記述のうち、民法の規定によれば誤っているものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 4. 解除権が行使された場合、各当事者は相手方を契約前の状態に戻す義務を負うが、第三者の権利を害することができるのは解除後に現れた第三者に対してのみである

民法第545条第1項ただし書は、解除権の行使は第三者の権利を害することができないと規定し、この第三者は解除前に現れた第三者を指すと解されている(判例・通説)。解除後に現れた第三者との関係は対抗問題となり、登記の先後で決まる(最判昭和35年11月29日)。よって4は「解除後に現れた第三者に対してのみ」という点で誤り。逆に解除前の第三者が保護されるためには、対抗要件(登記等)を備えている必要があるとするのが判例。1は民法第541条の催告解除、2は民法第542条第1項第1号の無催告解除、3は民法第541条ただし書の規定に沿った記述で正しい。

根拠法令: 民法第541条・第542条・第545条

関連キーワード: 民法・契約の解除・催告解除・第三者保護

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