一級ボイラー技士 ボイラーの構造 練習問題 第55問: ある圧力において、飽和水の比エンタルピーが760kJ/kg、蒸発潜熱(蒸発熱)が2,000kJ/kgであるとき、乾き度0.95の湿り飽和蒸気1kgの比エンタルピ
ある圧力において、飽和水の比エンタルピーが760kJ/kg、蒸発潜熱(蒸発熱)が2,000kJ/kgであるとき、乾き度0.95の湿り飽和蒸気1kgの比エンタルピーとして、正しいものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 2. 2,660kJ/kg
乾き度xの湿り飽和蒸気の比エンタルピーhは、飽和水の比エンタルピーhfに、乾き度xと蒸発潜熱hfgの積を加えた h=hf+x×hfg で求められます。本問では h=760+0.95×2,000=760+1,900=2,660kJ/kg となり、選択肢2が正解です。乾き度を1.0(乾き飽和蒸気)として計算すると760+2,000=2,760kJ/kg(選択肢3)となりますが、乾き度0.95の湿り蒸気では蒸発潜熱の95%しか受け取っていません。飽和水の比エンタルピーを加え忘れると1,900kJ/kg(選択肢4)、乾き度を0.9と誤ると2,560kJ/kg(選択肢5)になります。湿り蒸気では乾き度の分だけ蒸発潜熱が寄与する点が計算の要点です。
関連キーワード: 湿り飽和蒸気・乾き度・比エンタルピー・蒸発潜熱・飽和水
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