一級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第56問: ある燃焼設備の乾き排ガスを分析したところ、酸素(O₂)濃度が6%(体積%)であった。CO をほぼ含まない完全燃焼とみなせるとき、近似式 m ≒ 21/(21−O
ある燃焼設備の乾き排ガスを分析したところ、酸素(O₂)濃度が6%(体積%)であった。CO をほぼ含まない完全燃焼とみなせるとき、近似式 m ≒ 21/(21−O₂) を用いて求めた空気比 m として最も近い値はどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 5. 約1.40
完全燃焼(排ガス中のCO≒0)とみなせる場合、乾き排ガス中の酸素濃度O₂(体積%)から空気比mを求める近似式 m ≒ 21/(21−O₂) が用いられます。これは空気中の酸素濃度が約21%であり、過剰空気分の酸素だけが排ガス中に残ることを利用したものです。O₂=6%を代入すると、m ≒ 21/(21−6)=21/15=1.40 となり、選択肢5が正解です。選択肢4の約1.20や選択肢1の約1.55などは分母の取り方を誤った値で、計算上の根拠はありません。O₂濃度が高いほど過剰空気が多く空気比が大きいことを示し、O₂=0(理論空気量)のときm=1となります。なお、排ガス中に未燃分(CO)が多い場合はこの式の誤差が大きくなります。
関連キーワード: 空気比・酸素濃度・排ガス分析・過剰空気・近似計算
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