一級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第75問: 重油に使用する添加剤とその使用目的の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
重油に使用する添加剤とその使用目的の組み合わせとして、誤っているものはどれか。
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正解: 5. 高温腐食防止剤 —— 重油中の硫黄分を除去してSOxの発生を防ぐ
高温腐食防止剤は、重油中のバナジウムが燃焼によって生成する五酸化バナジウム(V₂O₅)などを主成分とする灰による高温腐食(バナジウムアタック)を抑制するための添加剤で、灰の融点を高めて伝熱面への溶着を防ぐ働きをします。添加剤によって重油中の硫黄分そのものを除去することはできず、SOxの発生を防ぐという記述は誤りです。燃焼促進剤は触媒作用によって燃焼を促進してすすの発生を抑え、流動点降下剤は低温時の流動性を改善し、スラッジ分散剤はスラッジの生成・沈殿を防ぎ、低温腐食防止剤は排ガス中の三酸化硫黄に由来する硫酸の凝縮による低温腐食を抑制します。
関連キーワード: 重油添加剤・高温腐食防止剤・バナジウム・流動点降下剤・スラッジ分散剤
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