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第一種衛生管理者 合格基準 240/400 点|各カテゴリ 40% 足切りと有害業務 20 問の配分

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第一種衛生管理者 合格基準 240/400 点|各カテゴリ 40% 足切りと有害業務 20 問の配分
目次

結論: 240 点 (60%) + 各カテゴリ 40% を同時に満たさないと不合格になる

第一種衛生管理者の合格基準は 400 点満点中 240 点以上 + 全 5 カテゴリで配点の 40% 以上。全体で 240 点を超えていても、1 つのカテゴリが 40% を切ると不合格になる二重関門構造です。5 カテゴリのうち 有害業務 2 カテゴリ (計 20 問・配点 160 点) が第一種固有の関門で、ここで足切りされるかどうかが合否を分けます。

区分出題数配点足切り (40%)合格者の目標
関係法令 (有害業務)10 問80 点32 点 (4 問正解)56 点 (7 問)
関係法令 (有害業務以外)7 問70 点28 点 (3 問正解)50 点 (5 問)
労働衛生 (有害業務)10 問80 点32 点 (4 問正解)56 点 (7 問)
労働衛生 (有害業務以外)7 問70 点28 点 (3 問正解)50 点 (5 問)
労働生理10 問100 点40 点 (4 問正解)70 点 (7 問)
合計44 問400 点240 点 (全体 60%)282 点 (約 70%)

編集部の見立てでは、第一種で落ちる人の 7 割は「全体得点はあったのに有害業務 2 カテゴリのどちらかで足切り」です。模試で 250 点 (約 62%) と表示されると安心して受験に行きますが、有害業務 (有害) の労働衛生 10 問で 3 問しか取れていないと、本番でも同じ偏りが出て不合格になります。判定ルールを覚えるだけでなく、模試後はかならず 5 カテゴリの正答率を別々に確認 するクセを Week 1 から付けるのが、第一種を 1 発で取る人の共通動作です。

1 行で答える: 合格点・合格ライン・何問正解で合格か

検索でよく問われる数値を、先にまとめて即答します。

質問答え
合格点は何点?400 点満点中 240 点以上 (合格ライン = 全体 60%)
合格ラインは何 %?全体 60% + 各カテゴリ 40% 以上 の 2 条件を同時に満たすこと
何問正解で合格?カテゴリ配点が異なるため一律ではないが、44 問中おおむね 27 問正解 が 240 点の目安。配点の高いカテゴリで取ると少ない正答数でも 240 点に届く
足切り (最低ライン) は?各カテゴリで配点の 40% (10 問科目は 4 問、7 問科目は 3 問)。1 つでも下回ると全体 60% でも不合格
第二種との合格点の違いは?基準 (全体 60% + 各 40%) は同じ。母数が第一種 400 点 / 44 問、第二種 300 点 / 30 問 と異なる

「合格ライン 60%」だけ覚えて受験すると、有害業務の足切りで足をすくわれます。240 点という総量と、各カテゴリ 40% という足切りはセットで初めて合格条件 になる、という点が第一種で最も誤解されやすいところです。

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試験の前提を再確認 (公益財団法人 安全衛生技術試験協会 受験案内より)

項目内容
出題数44 問 (5 カテゴリに分割)
配点400 点満点 (1 問あたり 7-10 点、カテゴリで配点が異なる)
試験時間3 時間 (180 分) = 1 問あたり 4 分
合格基準240 点以上 + 各カテゴリの配点の 40% 以上
受験料8,800 円 (2023 年 6 月改定で 6,800 → 8,800 円)
受験会場全国 7 つの安全衛生技術センター
直近 5 年合格率42-46% (2019 46.8% / 2020 43.8% / 2021 42.7% / 2022 45.8% / 2023 43.7%)
第二種との差関係法令 (有害業務) 10 問 + 労働衛生 (有害業務) 10 問 が第一種で追加

合格率 42-46% で安定 = 半数以上が落ちる試験 で、簡単な部類ではありません。第二種は約 49% なので、有害業務 20 問の追加で 2〜3 ポイント落ちる構造になっています。年度別の推移と母集団の分析は 第一種衛生管理者 合格率 で詳しく扱っています。配点の全体像から得点戦略を組み立てたい場合は 第一種衛生管理者 配点 が起点になります。


二重関門の仕組み: 全体 240 点 + カテゴリ別 40% の AND 条件

関門 1: 全体得点 240 点以上

400 点 × 60% = 240 点。これが「全体基準」で、5 カテゴリすべての得点を合算して計算します。問題ごとの配点が異なるので、44 問中 27 問正解が目安ですが、配点の高いカテゴリで失点すると 27 問正解でも 240 点に届かない可能性があります。

全問正解した場合の配点合計
関係法令 (有害業務) 10 × 8 = 80 点
関係法令 (有害業務以外) 7 × 10 = 70 点
労働衛生 (有害業務) 10 × 8 = 80 点
労働衛生 (有害業務以外) 7 × 10 = 70 点
労働生理 10 × 10 = 100 点
合計 400 点

1 問あたりの配点が 関係法令 (有害業務以外) と労働衛生 (有害業務以外) は 10 点 と高く、関係法令 (有害業務) と労働衛生 (有害業務) は 8 点、労働生理は 10 点です。配点バランスを意識すると、有害業務 (有害) 2 カテゴリは「問題数の割に配点単価が低い」ことが分かります。

関門 2: 各カテゴリで配点の 40% 以上 (足切り)

各カテゴリの足切りラインは 配点の 40%。下表の通り、最低ライン上の正答数は計 18 問ですが、合計得点は 160 点しか届かず、合格点 240 点には 80 点足りません。

カテゴリ配点足切り (40%)最低正答数
関係法令 (有害業務)80 点32 点4 問
関係法令 (有害業務以外)70 点28 点3 問
労働衛生 (有害業務)80 点32 点4 問
労働衛生 (有害業務以外)70 点28 点3 問
労働生理100 点40 点4 問
合計400 点160 点18 問

つまり「各カテゴリで足切り回避だけ + 残りは捨てる」戦略は成立しません。各カテゴリで足切りを超えた上で、さらに合計 80 点上乗せ が必要です。


80 点上乗せをどこから取るか — カテゴリ別の伸びしろ評価

足切り回避の 160 点に、合格点 240 点まで 80 点を上乗せ する戦略を考えます。各カテゴリで上乗せできる点数の上限は以下の通り。

カテゴリ足切りからの伸びしろ1 問あたり推奨配分
関係法令 (有害業務)48 点 (10 - 4 = 6 問分)8 点+24 点 (3 問上乗せ)
関係法令 (有害業務以外)40 点 (7 - 3 = 4 問分)10 点+20 点 (2 問上乗せ)
労働衛生 (有害業務)48 点8 点+24 点 (3 問上乗せ)
労働衛生 (有害業務以外)40 点10 点+20 点 (2 問上乗せ)
労働生理60 点 (10 - 4 = 6 問分)10 点+30 点 (3 問上乗せ)
合計上乗せ約 118 点

実際は全カテゴリで均等に上乗せできるわけではないので、得点しやすい順に労働生理 → 共通範囲 → 有害業務 の順で確実に取りに行くのが合格者の戦術です。


第一種固有の関門: 有害業務 2 カテゴリ (計 20 問・配点 160 点)

第一種を第一種たらしめるのが 有害業務 2 カテゴリ計 20 問。配点 160 点で試験全体の 40% を占め、ここで足切りを食らうと他がどれだけ取れても不合格になります。

労働衛生 (有害業務) 10 問の主要論点

  • 特別則 5 つ (有機則 / 特化則 / 電離則 / 酸欠則 / 粉じん則) の保護具・作業環境測定・健康診断
  • 化学物質のリスクアセスメント (2023 年改正・自律的管理への移行)
  • 作業環境測定 の第 1 評価値・第 2 評価値・管理区分 (第 1〜第 3)
  • 局所排気装置・全体換気装置 の制御風速・能力計算
  • 特殊健康診断 (有機溶剤・特化物・電離放射線・粉じん) の頻度と項目

関係法令 (有害業務) 10 問の主要論点

  • 特別則 5 つの作業主任者選任 (作業主任者を選任する作業 31 種)
  • 製造禁止物質 7 種 (黄りんマッチ・ベンジジン・4-アミノジフェニル等)
  • 製造許可物質 7 種 (ジクロロベンジジン等)
  • 作業環境測定の頻度 (有機溶剤 6 ヶ月・特化物 6 ヶ月・粉じん 6 ヶ月・電離放射線 1 ヶ月)
  • 特殊健康診断の保存期間 (一般 5 年・有機溶剤 5 年・特化物 30 年・電離放射線 30 年)

これら 20 論点を 学習時間の 45% (36-45 時間) で吸収するのが第一種の標準工程です。


学習時間 80 時間の配分テンプレート

合格に必要な 80 時間 (初学者は 100 時間) のカテゴリ別配分目安:

区分時間割合内容
労働生理8 時間10%テキスト 2 周 + 演習 30 問 (得点源として早期に固める)
関係法令 (有害業務以外)10 時間12.5%衛生管理者選任要件・健康診断・衛生委員会
労働衛生 (有害業務以外)8 時間10%温熱条件・換気・メンタルヘルス・救急処置
関係法令 (有害業務)18 時間22.5%特別則 5 つの条文構造 + 作業主任者選任要件
労働衛生 (有害業務)18 時間22.5%化学物質管理・作業環境測定・特殊健康診断
模試 + 復習12 時間15%模試 3 回 + カテゴリ別弱点補強
直前総点検6 時間7.5%数値暗記の最終確認
合計80 時間100%

有害業務関連 36 時間 (45%) がこのプランの中核。ここを削ると不合格リスクが急上昇します。


カテゴリ別正答率の確認手順 (模試で必ずやること)

模試を解いたあと、全体得点だけで一喜一憂しない。次の順序でカテゴリ別正答率を確認します。

  1. 5 カテゴリそれぞれで配点ベースの正答率を出す
  2. 40% を切っているカテゴリがないか確認
  3. 40% 以上かつ 60% 未満のカテゴリを「危険ゾーン」としてマーク
  4. 危険ゾーンの論点を翌週の学習で重点的に補強
  5. 次の模試で同じカテゴリが 60% を超えたか再確認

例: 模試 1 回目で全体 245 点 (61%) でも、労働衛生 (有害業務) が 24 点 (30%) ならアウト。この場合「全体は受かるが本番では危険」と評価し、有害業務に時間を寄せます。


第一種に落ちる人の典型 5 パターン

パターン 1: 全体 60% で受かると誤解する

  • 症状: 模試で 240 点超えたから安心、と判断
  • 回避策: 模試の結果は必ず 5 カテゴリ別の正答率で評価する

パターン 2: 有害業務 2 カテゴリを直前に詰め込む

  • 症状: 共通範囲を 6 週やってから有害業務に着手 → 特別則 5 つを浅く流して足切り
  • 回避策: Week 3 から有害業務に着手、最低 36 時間を確保

パターン 3: 労働生理を「簡単だから後回し」にする

  • 症状: 直前 1 週間で詰めようとして、血液・神経の細部で取りこぼし
  • 回避策: Week 1-2 で労働生理を仕上げて得点源にする (10 問中 7 問 = 70 点)

パターン 4: 第二種既取得者が共通範囲を軽視

  • 症状: 第二種で 100% 取れる人はほぼいない。第一種で点を伸ばせる範囲なのに軽視
  • 回避策: 共通範囲も Week 3-4 で 18 時間投下して各 5 問正解 (100 点) を目指す

パターン 5: 特別則 5 つを均等に勉強

  • 症状: 出題頻度の差を知らずに 5 つを等量で覚える
  • 回避策: 有機則・特化則が出題比率高め、電離則・酸欠則・粉じん則は要点絞り込み

向く人・向かない人の見立て

区分向く人向かない人 (再検討推奨)
学習期間80 時間以上を 3-4 ヶ月で確保できる人受験 1 ヶ月前から始める人 (第二種を先に取る方が安全)
既得資格第二種衛生管理者を取得済み or 実務経験 1 年以上衛生管理の素養ゼロの完全初学者 (100-120 時間必要)
学習スタイル法令・規則の条文構造を読み解ける人法令アレルギーで暗記中心の人 (特別則 5 つで挫折リスク)
5 月の受験4-6 月の試験ターゲット直近の試験までの期間が学習時間より短い人

チェックリスト (合格基準理解の最終確認)

  1. 400 点満点・240 点以上 + 各カテゴリ 40% の AND 条件を理解した
  2. 5 カテゴリの配点 (80/70/80/70/100) を覚えた
  3. 有害業務 2 カテゴリ計 160 点が第一種の関門だと認識した
  4. 学習時間の 45% (36 時間) を有害業務に振る配分を決めた
  5. 模試後は必ずカテゴリ別正答率で評価する習慣をつけた
  6. 特別則 5 つの作業主任者選任要件と作業環境測定頻度を一覧表で整理した
  7. 直近 5 年の合格率 42-46% を踏まえ油断しない学習計画にした

まとめ

第一種衛生管理者の合格基準は 400 点満点中 240 点以上 + 全 5 カテゴリで配点の 40% 以上 という二重関門。全体得点だけ見て安心しないのが合格者の動き方です。配点 160 点を占める有害業務 2 カテゴリ (計 20 問) が第一種固有の関門で、学習時間 80 時間のうち 45% (36 時間) を有害業務に投資する配分が標準。特別則 5 つ (有機則・特化則・電離則・酸欠則・粉じん則) を Week 3 から手を付け、模試はカテゴリ別正答率で評価する。これだけ徹底すれば、合格率 42-46% の中で安定して上位に入れます。


出典

  • 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 — 受験案内・合格基準・年度別合格率
  • 労働安全衛生法 第 12 条 (衛生管理者の選任) / 第 22 条 (健康障害の防止) — e-Gov 法令検索
  • 有機溶剤中毒予防規則 / 特定化学物質障害予防規則 / 電離放射線障害防止規則 / 酸素欠乏症等防止規則 / 粉じん障害防止規則 — e-Gov 法令検索
  • 厚生労働省「労働災害防止計画 (第 14 次)」(2023-2027 年度) — 自律的化学物質管理への移行

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この記事の執筆者

ぴよパス編集部

ぴよパス編集部 / 資格試験コンテンツ編集

担当領域: 消防設備士、危険物取扱者、衛生管理者、ボイラー技士、冷凍機械責任者、 電気工事士、FP 技能検定、IT パスポート、宅地建物取引士、登録販売者 など 20 試験の問題作成・解説執筆を担当

公的機関の公表データ・法令の条文・試験実施団体の公式情報を一次資料として参照し、 記事の正確性を担保しています。問題はすべて編集部によるオリジナルで、12 項目の自動ガード (スキーマ検証、正答一意性、計算問題の再検算ほか) + 編集長による最終承認を経て公開しています。

※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の結果を保証するものではありません。 試験の最新情報 (日程・受験料・合格基準等) は各試験実施団体の公式サイトで必ずご確認ください。 記事中に誤りを発見された場合は お問い合わせフォーム よりご指摘ください。

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