一級ボイラー技士 燃料及び燃焼 練習問題 第42問: 重油中に含まれる水分がもたらす障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
重油中に含まれる水分がもたらす障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 5. 燃焼温度が上昇し、炉壁や伝熱管の過熱の原因となる
重油中の水分は蒸発の際に熱を奪うため、燃焼温度はむしろ低下します。燃焼温度を上昇させて過熱の原因になるという選択肢5の記述は誤りです。選択肢1は正しく、水分の蒸発潜熱の分だけ燃料の熱量が消費されるため熱損失となります。選択肢2も正しく、油に混入した水分が噴霧時に不規則に気化することで燃焼が脈動する息づき燃焼の原因になります。選択肢3も正しく、水分は貯蔵中に油中の成分と作用してスラッジ(沈殿物)を形成し、ポンプ・流量計・バーナチップの詰まりや摩耗の原因となります。選択肢4も正しく、タンク底部に分離・沈降した水分は金属面の腐食を進行させます。このため重油は貯蔵タンクで水分を分離し、定期的にドレン抜きを行うことが大切です。
関連キーワード: 重油・水分・息づき燃焼・スラッジ・熱損失
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