一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第51問: ボイラー水の水質管理項目である「酸消費量」に関する記述として、正しいものはどれか。
ボイラー水の水質管理項目である「酸消費量」に関する記述として、正しいものはどれか。
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正解: 1. 酸消費量は、水中に含まれる水酸化物・炭酸塩・炭酸水素塩などのアルカリ分の量を、これを中和するのに要する酸に相当する炭酸カルシウム量(mg/L)で表した指標である。
酸消費量は、ボイラー水中のアルカリ分(水酸化物イオン・炭酸イオン・炭酸水素イオンなど)の量を、それを中和するのに必要な酸の量に対応する炭酸カルシウム(CaCO₃)換算のmg/Lで表した指標です。滴定の終点によって2種類があり、pH8.3(フェノールフタレイン終点)まで中和したものを酸消費量(pH8.3)、pH4.8(メチルレッド終点)まで中和したものを酸消費量(pH4.8)といいます。指標名は「酸を消費する量」ですが、示しているのは水中のアルカリ分であり、酸そのものの量ではありません(2は誤り)。アルカリ分が多いほど酸消費量は大きくなるので、酸消費量が大きい水はアルカリ性が強く、酸性ではありません(3は誤り)。滴定はpH8.3を経てpH4.8に至るため、酸消費量(pH4.8)≧酸消費量(pH8.3)の関係が常に成り立ち、(pH8.3)が常に大きいことはありません(4は誤り)。硬度はカルシウム・マグネシウム分を表す別の指標です(5は誤り)。
関連キーワード: 酸消費量・アルカリ分・pH8.3・pH4.8・炭酸カルシウム換算
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