一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第52問: ボイラー用水の「全硬度」に関する記述として、正しいものはどれか。
ボイラー用水の「全硬度」に関する記述として、正しいものはどれか。
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正解: 2. 全硬度は、水中のカルシウム分とマグネシウム分の合計を、炭酸カルシウム(CaCO₃)に換算した量(mg/L)で表したものである。
全硬度は、水中に溶けているカルシウム分(カルシウム硬度)とマグネシウム分(マグネシウム硬度)の合計を、炭酸カルシウム(CaCO₃)に換算したmg/Lで表す指標です。硬度成分はスケールの主原因となるため、給水・ボイラー水の重要な管理項目です。ナトリウム分は硬度成分に含まれず、むしろ軟化(イオン交換)ではカルシウム・マグネシウムがナトリウムに置き換えられます(1は誤り)。全硬度は一時硬度(炭酸塩硬度)と永久硬度(非炭酸塩硬度)の「合計」であり、両者の差ではありません(3は誤り)。一時硬度は炭酸水素塩に由来し、煮沸すると炭酸塩として析出して除去できる硬度です。煮沸で除去できないのは硫酸塩・塩化物による永久硬度です(4は誤り)。全硬度が高いほどカルシウム・マグネシウムが多く、スケールは生じやすくなります(5は誤り)。
関連キーワード: 全硬度・カルシウム硬度・マグネシウム硬度・一時硬度・永久硬度
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