一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第53問: 高圧ボイラーにおけるシリカ(SiO₂)の管理に関する記述として、正しいものはどれか。
高圧ボイラーにおけるシリカ(SiO₂)の管理に関する記述として、正しいものはどれか。
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正解: 3. 高圧ボイラーでは、シリカが蒸気中に溶解して同伴(選択的キャリオーバ)し、タービン翼などにケイ酸塩の硬いスケールを形成する。
シリカ(二酸化ケイ素)は、圧力が高くなるほど蒸気中への溶解度が増し、水滴の同伴を伴わなくても蒸気中に選択的に溶け込んで運ばれます(選択的キャリオーバ)。同伴したシリカは、蒸気タービンの翼などにケイ酸塩の非常に硬いスケールを形成し、タービン効率の低下や振動の原因となります。このスケールは硬く緻密で除去が困難です(2は誤り)。シリカはカルシウム・マグネシウムのような硬度成分ではないため、通常のイオン交換軟化装置では除去できず、高圧ボイラーではイオン交換脱塩(純水)処理などによって厳しく管理する必要があります(1は誤り)。蒸気へのシリカの同伴量は圧力が高いほど増加するため、高圧ボイラーほどシリカの許容濃度は低く管理されます(4・5は誤り)。
関連キーワード: シリカ・選択的キャリオーバ・高圧ボイラー・ケイ酸塩スケール・タービン翼
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