一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第55問: ボイラーの内面処理(缶内処理)に用いる軟化剤に関する記述として、正しいものはどれか。
ボイラーの内面処理(缶内処理)に用いる軟化剤に関する記述として、正しいものはどれか。
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正解: 4. 炭酸ナトリウムなどの軟化剤は、缶水中のカルシウム分と反応して炭酸カルシウムなどの軟質のスラッジを生成させ、これを底部ブローで排出する。
缶内処理に用いる軟化剤(炭酸ナトリウム・りん酸ナトリウムなど)は、缶水中に残ったカルシウム分・マグネシウム分の硬度成分と反応させ、炭酸カルシウムやりん酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)などの軟質のスラッジに変えるものです。硬いスケールとして伝熱面に付着するのを防ぎ、生成したスラッジは底部ブローによって排出します。軟化剤は硬度成分をあらかじめスラッジ化して析出を防ぐもので、既に付着したスケールを溶解する薬剤ではありません(1は誤り)。溶存酸素の除去は脱酸素剤の役割です(2は誤り)。炭酸ナトリウムなどはアルカリ性を示し、添加すると缶水のpHはむしろ上昇するので、酸性になるという記述は誤りです(3は誤り)。復水系統の腐食防止のために蒸気へ同伴させて用いるのは中和性アミン・皮膜性アミンであり、軟化剤ではありません(5は誤り)。
関連キーワード: 軟化剤・炭酸ナトリウム・硬度成分・軟質スラッジ・底部ブロー
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