一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第62問: 昇圧完了後に送気を開始するときの操作に関する記述として、誤っているものはどれか。
昇圧完了後に送気を開始するときの操作に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 5. 主蒸気弁は一気に急速に全開とし、短時間で送気を完了させるのがよい。
送気開始時に最も注意すべきことはウォーターハンマ(水撃作用)の防止であり、主蒸気弁を急速に全開にする操作は誤りです。冷えた配管に大量の蒸気を急に流すと蒸気が急激に凝縮し、管内にたまったドレンが高速の蒸気流に押されて弁や曲がり部に衝突し、配管・弁類を破損するおそれがあります。正しくは、あらかじめドレン弁を開いてドレンを排出し、バイパス弁があればこれを開いて少量の蒸気で時間をかけて暖管したうえで、主蒸気弁をごく僅かずつ徐々に開いていきます。全開後にハンドルを少し戻しておくのは、弁棒の熱膨張による固着(開閉不能)を防ぐための正しい操作です。暖管中に振動・異音があればウォーターハンマの前兆として直ちに弁を絞る対応をとります。
関連キーワード: 送気開始・暖管・主蒸気弁・ウォーターハンマ・バイパス弁
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