一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第65問: スチームトラップの点検・取扱いに関する記述として、誤っているものはどれか。
スチームトラップの点検・取扱いに関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 1. トラップの入口側配管が冷えている場合は、トラップが正常に作動している証拠である。
スチームトラップは蒸気配管などにたまるドレンを自動的に排出する装置です。正常に作動していれば入口側配管には蒸気が到達しているため、入口側はほぼ蒸気温度に近い高温になっています。入口側が冷えているのは、トラップが詰まってドレンが上流側に滞留している兆候であり、「正常の証拠」という記述は誤りです。ドレンが滞留したまま蒸気が流れるとウォーターハンマが発生するため、詰まりは早期に発見・処置する必要があります。点検は作動音の聴取・表面温度の測定・サイトグラスによる目視などで行い、バケット式やフロート式では周期的な排出音が正常作動の目安になります。連続した吹き抜け音や出口側の異常な高温は、弁体・弁座の摩耗、ごみのかみ込みなどによる蒸気漏れを示し、熱損失の原因となるため分解整備が必要です。
関連キーワード: スチームトラップ・ドレン排出・詰まり・蒸気吹き抜け・作動点検
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