一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第74問: ボイラーの送気開始時(主蒸気弁を開いて蒸気の供給を始めるとき)の操作に関する記述として、誤っているものはどれか。
ボイラーの送気開始時(主蒸気弁を開いて蒸気の供給を始めるとき)の操作に関する記述として、誤っているものはどれか。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. 送気を開始すると蒸気圧力が急上昇するので、あらかじめ燃焼量を減らしておく。
送気を開始すると、蒸気が使用設備側へ流出するため、ボイラーの蒸気圧力はむしろ低下しがちになります。したがって「送気開始で圧力が急上昇するから燃焼量をあらかじめ減らす」という選択肢3は誤りで、送気開始後は圧力の低下に応じて燃焼量を調整します。送気開始前には主蒸気管・蒸気だめなどのドレン弁を開いてドレンを完全に排出し(選択肢4)、暖管操作によって配管を徐々に暖め、急激な温度上昇による熱応力の発生と多量のドレンの生成を防ぎます(選択肢5)。主蒸気弁を急開すると、管内に残ったドレンが高速の蒸気流に押し流されてウォーターハンマーを起こし、配管や弁を損傷するおそれがあるため、徐々に開きます(選択肢1)。また、主蒸気弁は全開後にわずかに戻しておきます。これは弁棒などの熱膨張により弁が全開位置で固着して、開閉操作ができなくなるのを防ぐためです(選択肢2)。
関連キーワード: 送気開始・暖管・主蒸気弁・ウォーターハンマー・全開後わずかに戻す
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- ボイラー1級
【2026年版】一級ボイラー技士のテキストおすすめ|参考書の選び方と計算問題対策
一級ボイラー技士のテキスト・参考書の選び方を解説。二級より選択肢が少ない市場で、日本ボイラ協会公式テキストを軸に4科目(構造・取扱い・燃料燃焼・法令)を攻略する教材構成と、計算問題対策に特化した教材の活用法を紹介します。優先順位と今日からの学習手順が分かり、独学にも使えます。
- ボイラー1級
一級ボイラー技士は独学か講習か|水管・計算・実務経験で決める (2026年版)
一級ボイラー技士は、二級の延長で独学できる人と、受験準備講習を足した方が早い人に分かれます。受験資格、免許申請の実務経験、水管ボイラー、計算、費用を2026年時点の公式情報で整理します。
- ボイラー1級
一級ボイラー技士の過去問は無料でダウンロードできる|公式PDFの入手先と演習量の確保のしかた
一級ボイラー技士の過去問は、試験を実施する安全衛生技術試験協会が公表試験問題として無料公開しています。いまダウンロードできるのはPDF2本。入手先と、2級より市販教材が薄いこの試験で演習量をどう確保するかを整理しました。


