一級ボイラー技士 ボイラーの取扱い 練習問題 第78問: 重油だきボイラーにおいて、重油の加熱温度が不適切な場合に生じる障害に関する記述A〜Dのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 A:加熱温度が高すぎると、燃料油
重油だきボイラーにおいて、重油の加熱温度が不適切な場合に生じる障害に関する記述A〜Dのうち、正しいものの組み合わせはどれか。 A:加熱温度が高すぎると、燃料油の一部が気化して気泡となり、燃料の供給が妨げられるベーパーロックを起こすことがある。 B:加熱温度が高すぎると、噴霧状態にむらができ、いきづき燃焼となることがある。 C:加熱温度が低すぎると、霧化不良となり、すすが発生しやすくなる。 D:加熱温度が低すぎると、燃料油が気化してベーパーロックを起こしやすくなる。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. A・B・Cのみ正しい。
A・B・Cが正しい記述です。重油の加熱温度が高すぎると、①燃料油の一部が配管内やバーナー内で気化して気泡となり、燃料の供給が妨げられるベーパーロックを起こす(A)、②噴霧状態にむらができて、息をつくような脈動的な燃焼(いきづき燃焼)となる(B)、③炭化物生成の原因となる、などの障害が生じます。一方、加熱温度が低すぎると粘度が十分に下がらないため、①霧化不良となって噴霧粒径が大きくなり、空気との混合が悪化して不完全燃焼となる、②すすが発生し、炭化物が付着する(C)、などの障害が生じます。Dは誤りです。ベーパーロックは燃料油の一部が「気化」することによって起こる現象であるため、加熱温度が高すぎる場合の障害であり、加熱温度が低すぎる場合の障害とする記述は逆になっています。したがって正しいのはA・B・Cの組み合わせです。
関連キーワード: 重油加熱温度・ベーパーロック・いきづき燃焼・霧化不良・すす
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