日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第49問: 次の資料にもとづき、製造原価報告書の末尾に記載される「当期製品製造原価」の金額と、その金額が意味する内容の組合せとして正しいものはどれか。 ・当期総製造費用 7
次の資料にもとづき、製造原価報告書の末尾に記載される「当期製品製造原価」の金額と、その金額が意味する内容の組合せとして正しいものはどれか。 ・当期総製造費用 7,200,000円 ・期首仕掛品棚卸高 600,000円 ・期末仕掛品棚卸高 450,000円
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正解: 1. 7,350,000円 — 当期に完成した製品の製造原価であり、損益計算書の売上原価の内訳において期首製品棚卸高に加算される。
製造原価報告書は、当期に消費した材料費・労務費・経費の合計である当期総製造費用を計算し、これに期首仕掛品棚卸高を加え、期末仕掛品棚卸高を差し引いて当期製品製造原価を求める形で作成されます。当期製品製造原価 = 600,000円 + 7,200,000円 − 450,000円 = 7,350,000円 です。この金額は当期に完成して製品となったものの原価を意味し、損益計算書では売上原価の内訳のなかで期首製品棚卸高に加算され、そこから期末製品棚卸高を差し引いて売上原価が計算されます。よって選択肢1が正解です。選択肢2は金額は正しいものの意味の説明が誤りです。当期製品製造原価は「完成した」製品の原価であって「販売した」製品の原価ではありません。売上原価とするには、さらに期首・期末の製品棚卸高による調整が必要です。選択肢3は金額・意味とも誤りです。7,200,000円は当期総製造費用であり、仕掛品の期首・期末調整を行っていないため完成品原価にはなりません。また、そのまま売上原価になることもありません。選択肢4の7,050,000円は 7,200,000円 − 600,000円 + 450,000円 と、期首仕掛品を減算し期末仕掛品を加算した逆計算の誤りです。また、当期製品製造原価は完成品の原価なので、未完成品を表す仕掛品として貸借対照表に載ることもありません。
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