日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第11問: 次の資料にもとづき、当期(×3年4月1日〜×4年3月31日)の株主資本等変動計算書における「利益剰余金合計」の当期変動額として正しい金額はどれか。 【当期首残
次の資料にもとづき、当期(×3年4月1日〜×4年3月31日)の株主資本等変動計算書における「利益剰余金合計」の当期変動額として正しい金額はどれか。 【当期首残高】 ・資本金 20,000,000円 ・資本準備金 1,000,000円 ・利益準備金 1,500,000円 ・別途積立金 600,000円 ・繰越利益剰余金 2,600,000円 【当期中の変動】 ・×3年6月の株主総会において、繰越利益剰余金を財源として配当金1,000,000円の支払いを決議するとともに、利益準備金100,000円および別途積立金300,000円を積み立てた。 ・当期純利益2,400,000円を計上した。 なお、上記以外に純資産の変動はない。
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正解: 2. 1,400,000円の増加
「利益剰余金合計」は利益準備金と、その他利益剰余金(別途積立金・繰越利益剰余金)の合計です。当期首残高は1,500,000+600,000+2,600,000=4,700,000円。当期の変動のうち、利益準備金100,000円の積立と別途積立金300,000円の積立は、いずれも繰越利益剰余金から同じ利益剰余金の内部で振り替える「計数の変動」なので、利益剰余金合計は増減しません。合計を動かすのは、社外流出である配当金△1,000,000円と、当期純利益+2,400,000円だけです。したがって当期変動額=△1,000,000+2,400,000=+1,400,000円となり、選択肢2が正解です(当期末残高は利益準備金1,600,000+別途積立金900,000+繰越利益剰余金3,600,000=6,100,000円で、4,700,000+1,400,000と一致します)。選択肢1の1,300,000円は利益準備金の積立100,000円を減少と扱った誤りです。選択肢3の1,000,000円は利益準備金100,000円と別途積立金300,000円の積立をどちらも減少と扱った誤りで、これらは繰越利益剰余金からの振替にすぎず合計額は変わりません。選択肢4の2,400,000円は当期純利益だけを見て、配当による社外流出1,000,000円を差し引き忘れた誤りです。
関連キーワード: 株主資本等変動計算書・利益剰余金・当期変動額・別途積立金・剰余金の配当
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