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日商簿記2級 商業簿記・個別論点 練習問題 第14問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社の当期末の繰越利益剰余金は620,000円の借方残高(マイナス)であった。株主総会において、この繰越利益剰余金の借

問題 14 / 61あと 5 問で 30% に到達
初級商業簿記・個別論点

次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社の当期末の繰越利益剰余金は620,000円の借方残高(マイナス)であった。株主総会において、この繰越利益剰余金の借方残高をてん補するため、利益準備金620,000円を取り崩して繰越利益剰余金に振り替えることが決議された。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 1. (借) 利益準備金 620,000 / (貸) 繰越利益剰余金 620,000

株主資本の計数の変動とは、株主資本の総額を変えずに、その内訳項目どうしで金額を振り替える処理です。利益準備金を取り崩して繰越利益剰余金に振り替える場合、純資産項目である利益準備金が減るので借方に、繰越利益剰余金が増える(借方残高が減る)ので貸方に記入します。したがって選択肢1が正解で、この結果、繰越利益剰余金の借方残高620,000円は解消されてゼロになります。選択肢2は貸借が逆で、繰越利益剰余金から利益準備金へ積み立てる仕訳になっており、借方残高がさらに膨らんでしまうため誤りです。選択肢3は振替先をその他資本剰余金としていますが、利益準備金は利益剰余金に属する項目であり、また本問の決議内容は繰越利益剰余金への振替なので誤りです(利益剰余金から資本剰余金への振替は原則として行いません)。選択肢4は利益準備金を資本金に振り替える仕訳で、本問の決議内容と異なるうえ、繰越利益剰余金の借方残高は解消されないため誤りです。

関連キーワード: 株主資本の計数の変動・利益準備金の取崩・繰越利益剰余金・純資産

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