日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第36問: 次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は備品についてファイナンス・リース契約を結び、利子抜き法により取引開始時にリース資産およびリース債務を900,00
次の取引の仕訳として正しいものはどれか。 当社は備品についてファイナンス・リース契約を結び、利子抜き法により取引開始時にリース資産およびリース債務を900,000円(見積現金購入価額)で計上している。契約条件は次のとおりである。 ・年間リース料 200,000円(毎年3月末日に当座預金から支払い) ・リース期間 5年(リース料総額 1,000,000円) ・利息相当額はリース期間にわたって定額で配分する 本日3月31日、第1回のリース料200,000円を当座預金から支払った。
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正解: 3. (借) リース債務 180,000・支払利息 20,000 / (貸) 当座預金 200,000
利息相当額はリース料総額1,000,000円−見積現金購入価額900,000円=100,000円です。これをリース期間5年にわたり定額で配分するので、1年あたりの支払利息は100,000円÷5年=20,000円となります。支払ったリース料200,000円のうち20,000円が利息、残りの200,000円−20,000円=180,000円がリース債務(元本)の返済額です。したがって借方に「リース債務」180,000円と「支払利息」20,000円、貸方に「当座預金」200,000円を計上する選択肢3が正解です。選択肢2はリース料の全額をリース債務の返済としており、利息相当額を区分していません。これは利子込み法の処理であり、利子抜き法による本問では誤りです。選択肢1は支払額をすべて「支払リース料」として費用処理していますが、これはオペレーティング・リース取引の処理であり、すでにリース資産・リース債務を計上しているファイナンス・リース取引には用いないため誤りです。選択肢4は支払利息20,000円をリース料に上乗せして当座預金を220,000円減らしていますが、実際の支払額は200,000円です。利息はリース料の内訳(内枠)として処理すべきなので誤りです。
関連キーワード: ファイナンスリース・利子抜き法・支払利息・リース債務・リース料支払時
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