日商簿記2級 商業簿記・仕訳 練習問題 第49問: 次の決算整理仕訳として正しいものはどれか。 決算日を迎えた。外貨建ての金銭債権債務の内訳は次のとおりであり、いずれにも為替予約は付していない。 ・売掛金 6,0
次の決算整理仕訳として正しいものはどれか。 決算日を迎えた。外貨建ての金銭債権債務の内訳は次のとおりであり、いずれにも為替予約は付していない。 ・売掛金 6,000ドル(取引発生時の直物為替相場1ドル145円で換算し870,000円と記帳) ・買掛金 4,000ドル(取引発生時の直物為替相場1ドル150円で換算し600,000円と記帳) 決算日の直物為替相場は1ドル155円であった。
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正解: 4. (借) 売掛金 60,000 / (貸) 買掛金 20,000・為替差損益 40,000
外貨建金銭債権債務は決算日の直物為替相場で換算替えし、差額を「為替差損益」として当期の損益に計上します。売掛金は6,000ドル×155円=930,000円となり、帳簿価額870,000円より60,000円増加するため借方に「売掛金」60,000円を計上します(資産の増加=差益要因)。買掛金は4,000ドル×155円=620,000円となり、帳簿価額600,000円より20,000円増加するため貸方に「買掛金」20,000円を計上します(負債の増加=差損要因)。差引きの純額60,000円-20,000円=40,000円が為替差益となり貸方に計上します。したがって選択肢4が正解です。選択肢2は全体の貸借が逆で、売掛金を減らし買掛金を減らす仕訳になっており、円安(1ドル145円・150円→155円)が債権債務に与える影響と正反対のため誤りです。選択肢3は売掛金だけを換算替えし、買掛金の換算替えが漏れているため、為替差損益の金額も40,000円ではなく60,000円と過大になり誤りです。選択肢1は買掛金を借方(減少)としており、円安により外貨建債務の円換算額は増加するという方向を取り違えているため誤りです。
関連キーワード: 決算時換算・外貨建金銭債権債務・為替差損益・換算替え
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