日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第24問: 標準原価計算における製造間接費の操業度差異の意味に関する記述として、最も適切なものはどれか。
標準原価計算における製造間接費の操業度差異の意味に関する記述として、最も適切なものはどれか。
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正解: 1. 実際操業度が基準操業度と異なることにより、固定製造間接費の配賦額が固定費予算額と一致しないために生じる差異であり、生産設備をどれだけ利用できたか (遊休能力の有無) を示す。
操業度差異は、固定製造間接費を基準操業度にもとづく固定費率で製品に配賦することから生じます。実際操業度が基準操業度を下回れば、その分だけ固定費が配賦しきれず配賦不足 (不利差異) となり、逆に上回れば配賦超過 (有利差異) となります。固定費は操業度が変わっても総額が変わらないため、この差異は生産設備をどれだけ利用できたか、遊休能力がどれだけあったかを示すものと解釈されます。よって選択肢1が正解です。選択肢2は予算差異の説明です。予算差異は実際操業度における予算許容額と実際発生額との差であり、原価の浪費・節約を示すもので、操業度差異とは別の差異です。選択肢3は能率差異の説明です。能率差異は標準操業度と実際操業度の差から生じ、作業能率の良否を示すもので、これも操業度差異とは異なります。選択肢4は誤りです。変動費は操業度に比例して発生するため、操業度が変動しても配賦の過不足は生じません。操業度差異はあくまで固定費から生じる差異であり、変動費を対象とするという記述は誤りです。
関連キーワード: 操業度差異・固定製造間接費・基準操業度・遊休能力・製造間接費差異
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