日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第26問: 当社は標準原価計算を採用している。次の資料にもとづき、当月の完成品標準原価と月末仕掛品標準原価の組合せとして正しいものはどれか。 [製品1個あたり標準原価カード
当社は標準原価計算を採用している。次の資料にもとづき、当月の完成品標準原価と月末仕掛品標準原価の組合せとして正しいものはどれか。 [製品1個あたり標準原価カード] 直接材料費 標準単価@600円/kg × 標準消費量3kg = 1,800円 直接労務費 標準賃率@1,000円/時間 × 標準作業時間2時間 = 2,000円 製造間接費 標準配賦率@1,400円/時間 × 標準作業時間2時間 = 2,800円 合計 6,600円 [生産データ] 当月完成品 800個、月末仕掛品 300個 (加工進捗度40%) なお、直接材料は工程の始点で全量投入し、加工費は加工の進捗に応じて発生する。
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正解: 3. 完成品標準原価 5,280,000円・月末仕掛品標準原価 1,116,000円
標準原価計算では、完成品も仕掛品もすべて原価標準を用いて評価します。 完成品標準原価 = 800個 × @6,600円 = 5,280,000円。 月末仕掛品は、始点投入の直接材料費は数量そのままで、加工費 (直接労務費+製造間接費) は加工進捗度を掛けた完成品換算量で計算します。 直接材料費 = 300個 × @1,800円 = 540,000円 加工費 = 300個 × 40% = 120個、120個 ×(@2,000円 + @2,800円) = 120個 × @4,800円 = 576,000円 月末仕掛品標準原価 = 540,000円 + 576,000円 = 1,116,000円 よって選択肢3が正解です。選択肢2の1,980,000円は、加工進捗度をまったく考慮せず月末仕掛品300個 × @6,600円として計算した誤りです。仕掛品は加工が未了なので加工費を全額負担させることはできません。選択肢1の792,000円は、始点投入の直接材料費にまで加工進捗度40%を掛けてしまった誤り (300個×40%×@6,600円=792,000円) です。工程の始点で全量投入される直接材料費は、進捗度にかかわらず数量ベースで全額を負担させます。選択肢4の完成品標準原価7,260,000円は、完成品800個に月末仕掛品300個を加えた1,100個 × @6,600円として計算した誤りで、完成品原価には未完成の仕掛品を含めません。
関連キーワード: 標準原価計算・完成品標準原価・月末仕掛品・加工進捗度・原価標準
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