日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第36問: 直接原価計算による損益計算書を作成するにあたり、次の4つの原価の区分に関する記述として正しいものはどれか。 [原価] ア 製品の主要材料費 (生産量に比例して発
直接原価計算による損益計算書を作成するにあたり、次の4つの原価の区分に関する記述として正しいものはどれか。 [原価] ア 製品の主要材料費 (生産量に比例して発生) イ 工場の機械装置の減価償却費 (定額法) ウ 製品の出荷運送費 (販売数量に比例して発生) エ 営業部門の従業員給料 (固定給)
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正解: 4. アは変動製造原価、イは固定製造原価、ウは変動販売費、エは固定販売費及び一般管理費に区分される。
直接原価計算では、原価をまず「製造活動から生じる原価 (製造原価)」と「販売・管理活動から生じる原価 (販売費及び一般管理費)」に区分し、そのうえでそれぞれを変動費と固定費に分けます。アの主要材料費は製造活動から生じ生産量に比例するので変動製造原価、イの工場の機械装置の減価償却費は製造活動から生じるが操業度に関係なく一定額発生するので固定製造原価、ウの出荷運送費は販売活動から生じ販売数量に比例するので変動販売費、エの営業部門の固定給は販売・管理活動から生じる固定費なので固定販売費及び一般管理費に区分されます。よって選択肢4が正解です。選択肢2は誤りです。出荷運送費は製品が完成した後の販売活動に係る原価であり、製造原価ではありません。変動販売費として、変動製造マージンから控除して貢献利益を計算します。選択肢3は誤りです。固定費であっても、工場の機械装置の減価償却費は製造活動から生じる原価であるため固定製造原価に区分します。固定費だからといって販売費及び一般管理費になるわけではありません。選択肢1は誤りです。変動費であっても、変動製造原価 (ア) と変動販売費 (ウ) は発生する活動が異なるため区分して表示します。売上高から変動売上原価を控除して変動製造マージンを求め、そこから変動販売費を控除して貢献利益を計算するのが直接原価計算の損益計算書の形式です。
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