日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第38問: 次の資料にもとづき、目標売上高営業利益率10% (営業利益÷売上高) を達成するために必要な売上高として正しいものはどれか。 [資料] 販売単価 @1,200円
次の資料にもとづき、目標売上高営業利益率10% (営業利益÷売上高) を達成するために必要な売上高として正しいものはどれか。 [資料] 販売単価 @1,200円、製品1個あたり変動費 @720円、期間の固定費総額 2,400,000円
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 8,000,000円
目標営業利益率が与えられている場合、目標営業利益の金額が売上高に応じて変わるため、必要売上高をSと置いて方程式を立てます。1個あたり貢献利益は@1,200円−@720円=@480円、貢献利益率は480円÷1,200円=0.4 (40%) です。営業利益=0.4S−2,400,000円であり、これが売上高の10% (=0.1S) と等しくなればよいので、0.4S−2,400,000=0.1S となります。整理すると0.3S=2,400,000、S=8,000,000円です。つまり必要売上高は「固定費÷(貢献利益率−目標営業利益率)」=2,400,000円÷(0.4−0.1)で求まります。検算すると、売上高8,000,000円のとき貢献利益は3,200,000円、営業利益は3,200,000円−2,400,000円=800,000円で、800,000円÷8,000,000円=10%となり目標と一致します。よって選択肢4が正解です。選択肢2の6,000,000円は、目標営業利益率を考慮せず固定費2,400,000円÷貢献利益率0.4で求めた損益分岐点売上高であり、この売上高では営業利益がゼロで目標を満たしません。選択肢3の4,800,000円は、分母を貢献利益率−目標営業利益率とすべきところを貢献利益率+目標営業利益率 (0.4+0.1=0.5) として計算した誤りです。目標利益の分だけ多く売る必要があるため、分母は小さくなり必要売上高は損益分岐点売上高より大きくなります。選択肢1の24,000,000円は、固定費を目標営業利益率0.1だけで割った誤りで、貢献利益率を用いていないため誤りです。
関連キーワード: CVP分析・目標営業利益率・必要売上高・貢献利益率・損益分岐点
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