日商簿記2級 原価計算・CVP 練習問題 第39問: 次の資料にもとづき、当期の損益分岐点比率として正しいものはどれか。 [資料] ・販売単価 @4,000円 ・当期販売量 3,000個 ・変動費 @2,400円/
次の資料にもとづき、当期の損益分岐点比率として正しいものはどれか。 [資料] ・販売単価 @4,000円 ・当期販売量 3,000個 ・変動費 @2,400円/個 (変動製造原価と変動販売費の合計) ・固定費 3,600,000円 (年間) ・期首・期末に製品および仕掛品の在庫はない。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 3. 75%
損益分岐点比率は「損益分岐点売上高 ÷ 実際売上高」で求める指標で、実際の売上高のうち何%が損益分岐点までの部分かを示します。まず実際売上高は@4,000円×3,000個=12,000,000円です。製品1個あたりの貢献利益は@4,000円−@2,400円=@1,600円なので、貢献利益率は1,600円÷4,000円=0.4 (40%) です。損益分岐点売上高は固定費÷貢献利益率=3,600,000円÷0.4=9,000,000円。したがって損益分岐点比率=9,000,000円÷12,000,000円=75%となり、選択肢3が正解です。検算として、売上高9,000,000円のとき貢献利益は9,000,000円×0.4=3,600,000円で固定費と一致し、営業利益はゼロになります。選択肢2の25%は「1−損益分岐点比率」で求まる安全余裕率であり、損益分岐点比率と混同した誤りです。選択肢1の60%は変動費率 (@2,400円÷@4,000円) であって、損益分岐点比率ではありません。選択肢4の40%は貢献利益率であり、これも別の指標です。損益分岐点比率は低いほど不況抵抗力が強いと判断されます。
関連キーワード: CVP分析・損益分岐点比率・貢献利益率・損益分岐点売上高・安全余裕率
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 簿記2級
日商簿記2級は独学か通信講座か|工業簿記でつまずく人の判断軸と費用比較
日商簿記2級を独学で進めるか通信講座を使うか、工業簿記でつまずく人向けに判断軸を整理。市販テキスト独学と通信講座の費用比較、3級保有や数字への苦手意識など適性チェック、挫折しやすい論点と切り替えの目安を編集部がまとめます。
- 簿記2級
簿記2級 予想問題 311 問の使い方|工業簿記で 4 割を取りにいく演習設計
日商簿記2級の公式が公開しているのはネット試験のサンプル問題で、年度別の過去問がまとまって手に入る形ではありません。90 分・70% 合格の試験に対し、商業簿記 3 分野 + 工業簿記 2 分野の予想問題 311 問で「仕訳の速度」と「工業簿記の得点率」を作る使い方をまとめました。
- 簿記2級
日商簿記2級 商業簿記の決算整理|有価証券・税効果・一年基準の落とし所
日商簿記2級の商業簿記でつまずきやすい決算整理を論点別に整理。有価証券の保有目的別処理、税効果会計、一年基準による表示区分、当座借越、200%定率法、商品評価損の表示までを式と理由で解説します。


