日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第15問: 次の資料にもとづき、損益計算書に表示される貸倒引当金繰入の金額と表示区分の組合せとして正しいものはどれか。 ・受取手形および売掛金の期末残高合計 5,000,0
次の資料にもとづき、損益計算書に表示される貸倒引当金繰入の金額と表示区分の組合せとして正しいものはどれか。 ・受取手形および売掛金の期末残高合計 5,000,000円 → 貸倒実績率2%で設定 ・従業員に対する長期貸付金 800,000円 → 3%で設定 (当期に新たに設定するものであり、前期末までに引当金は設定していない) ・決算整理前の貸倒引当金残高 70,000円 (全額が受取手形および売掛金に係るものである) ・貸倒引当金の設定は差額補充法による
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正解: 4. 販売費及び一般管理費 30,000円・営業外費用 24,000円
受取手形・売掛金は営業債権 (売上債権) なので、これに対する貸倒引当金繰入は販売費及び一般管理費に表示します。見積額は 5,000,000円 × 2% = 100,000円 で、差額補充法により決算整理前残高70,000円を控除した 100,000円 − 70,000円 = 30,000円 が繰入額です。一方、従業員に対する長期貸付金は営業活動から生じた債権ではない営業外債権であり、これに対する繰入は営業外費用に表示します。金額は 800,000円 × 3% = 24,000円 で、前期末までの設定がないため全額が繰入額となります。よって選択肢4が正解です。選択肢2は両者を合算して 30,000円 + 24,000円 = 54,000円 を一括で販売費及び一般管理費に表示したもので、営業債権と営業外債権で表示区分を分けるという原則に反します。選択肢3は金額が入れ替わっており、営業債権分を営業外費用に、営業外債権分を販売費及び一般管理費に表示してしまっている点が誤りです。選択肢1は営業債権分について差額補充法による控除を行わず見積額100,000円をそのまま繰入額としており、決算整理前残高70,000円を無視している点が誤りです。
関連キーワード: 貸倒引当金繰入・営業外債権・営業外費用・表示区分・差額補充法
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