日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第25問: 次の資料にもとづき、当期の損益計算書に計上される受取家賃の金額と、当期末の貸借対照表に計上される前受収益の金額の組合せとして正しいものはどれか。 当社の会計期間
次の資料にもとづき、当期の損益計算書に計上される受取家賃の金額と、当期末の貸借対照表に計上される前受収益の金額の組合せとして正しいものはどれか。 当社の会計期間は X5年4月1日から X6年3月31日までの1年である。X5年12月1日に所有建物の一部を賃貸し、向こう1年分の家賃 1,440,000円を当座預金で受け取り、その全額を受取家賃として処理している。収益の期間配分は月割計算による。
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正解: 3. 受取家賃 480,000円・前受収益 960,000円
受け取った家賃は X5年12月1日から X6年11月30日までの12か月分であり、1か月あたり 1,440,000円 ÷ 12か月 = 120,000円 です。当期に属するのは X5年12月1日から決算日 X6年3月31日までの4か月分で、120,000円 × 4か月 = 480,000円 が当期の損益計算書に計上される受取家賃となります。残りの X6年4月1日から X6年11月30日までの8か月分 120,000円 × 8か月 = 960,000円 は、いまだ役務を提供していない前受分なので、決算整理で「(借) 受取家賃 960,000 / (貸) 前受家賃 960,000」と繰り延べ、貸借対照表には流動負債の「前受収益」として計上します。よって選択肢3が正解です。選択肢4は当期分4か月と前受分8か月を取り違えており、金額が入れ替わっています。選択肢1は繰延べをまったく行わず受取額の全額を当期の収益としており、費用収益対応の原則に反します。選択肢2は当期の収益480,000円は正しいものの、前受収益も4か月分としてしまっており、受取総額1,440,000円と一致しないため誤りです (480,000円 + 480,000円 = 960,000円 にしかなりません)。
関連キーワード: 前受収益・前受家賃・経過勘定・収益の繰延べ・月割計算
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