日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第26問: 次の翌期首の仕訳として正しいものはどれか。 当社は X6年3月31日の決算にあたり、次の経過勘定項目を計上した。 ・前払保険料 96,000円 (支払保険料のう
次の翌期首の仕訳として正しいものはどれか。 当社は X6年3月31日の決算にあたり、次の経過勘定項目を計上した。 ・前払保険料 96,000円 (支払保険料のうち翌期に属する分を繰り延べたもの) ・未払家賃 150,000円 (当期に属するが未払いの分を見越計上したもの) 翌期首 X6年4月1日に、これらについて再振替仕訳を行う。
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正解: 4. (借) 支払保険料 96,000 未払家賃 150,000 / (貸) 前払保険料 96,000 支払家賃 150,000
再振替仕訳とは、前期末に計上した経過勘定を翌期首に取り消し、もとの費用・収益の勘定に戻す手続であり、決算整理仕訳の貸借を逆にした仕訳になります。前期末の決算整理は、前払分が「(借) 前払保険料 96,000 / (貸) 支払保険料 96,000」、未払分が「(借) 支払家賃 150,000 / (貸) 未払家賃 150,000」でした。したがって再振替仕訳はそれぞれ「(借) 支払保険料 96,000 / (貸) 前払保険料 96,000」「(借) 未払家賃 150,000 / (貸) 支払家賃 150,000」となり、これを合わせた選択肢4が正解です。これにより前払保険料と未払家賃の残高はゼロになり、当期に保険料を支払ったときや家賃を支払ったときに費用を二重計上・計上漏れすることなく、正しい期間損益が算定できます。選択肢1は決算整理仕訳をそのまま繰り返したもので、経過勘定の残高が二重になってしまうため誤りです。選択肢2は前払分の再振替は正しいものの、未払家賃について決算整理と同じ方向の仕訳を繰り返しており、未払家賃が300,000円に膨らんでしまう点で誤りです。選択肢3は逆に未払分の再振替は正しいものの、前払分の貸借が逆になっており、前払保険料が192,000円に膨らんでしまいます。
関連キーワード: 再振替仕訳・経過勘定・前払保険料・未払家賃・期首の処理
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