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日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第35問: 税効果会計を適用した場合の繰延税金資産の貸借対照表上の表示に関する記述として、正しいものはどれか。

問題 35 / 63あと 3 問で 60% に到達
中級決算・財務諸表

税効果会計を適用した場合の繰延税金資産の貸借対照表上の表示に関する記述として、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. 資産の部の「固定資産(投資その他の資産)」の区分に表示し、同一の納税主体に係る繰延税金負債があるときは、これと相殺して純額で表示する

現行の会計基準では、繰延税金資産は一時差異の解消時期にかかわらずすべて「投資その他の資産」の区分に、繰延税金負債はすべて「固定負債」の区分に表示します。また、同一の納税主体に係る繰延税金資産と繰延税金負債は相殺し、純額で表示します。これを正しく述べた選択肢2が正解です。選択肢1は流動資産としている点が誤りです。かつては一時差異の発生原因となった資産・負債の区分に応じて流動・固定に分ける方法がとられていましたが、現在は全額を固定区分に表示します。選択肢3は相殺しない点と流動区分に表示する点の二重の誤りです。同一納税主体内では相殺して純額表示するのが原則です(納税主体が異なる場合には相殺しません)。選択肢4は表示場所が誤りです。「評価・換算差額等」に表示されるのはその他有価証券評価差額金などの純資産項目であり、繰延税金資産は将来の税負担を軽減する効果をもつ資産として資産の部に表示されます。なお、損益計算書上の相手勘定である法人税等調整額は、「法人税、住民税及び事業税」の次に加減する形で表示されます。

関連キーワード: 税効果会計・繰延税金資産・投資その他の資産・表示区分・法人税等調整額

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