日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第38問: 次の資料にもとづき、当期の損益計算書に表示される営業利益の金額として正しいものはどれか。 ・売上総利益 3,200,000円 ・給料 1,100,000円 ・広
次の資料にもとづき、当期の損益計算書に表示される営業利益の金額として正しいものはどれか。 ・売上総利益 3,200,000円 ・給料 1,100,000円 ・広告宣伝費 260,000円 ・貸倒引当金繰入(売掛金に対するもの) 40,000円 ・減価償却費(本社建物に係るもの) 180,000円 ・のれん償却 60,000円 ・受取家賃 90,000円 ・支払利息 35,000円 ・有価証券売却損 50,000円 なお、上記のほかに損益項目はないものとする。
解答と解説を先に見る(クリックで展開)
正解: 4. 1,560,000円
営業利益は、売上総利益から販売費及び一般管理費を控除して計算します。販売費及び一般管理費に属するのは、給料1,100,000円、広告宣伝費260,000円、売上債権に対する貸倒引当金繰入40,000円、本社建物の減価償却費180,000円、のれん償却60,000円の合計1,640,000円です。したがって営業利益 = 3,200,000円 − 1,640,000円 = 1,560,000円 となり、選択肢4が正解です。選択肢2の1,475,000円は、営業外費用である支払利息35,000円と有価証券売却損50,000円まで控除した金額です。これらは営業利益を計算したあとの営業外損益の区分で加減するため、営業利益の計算には含めません。選択肢3の1,650,000円は、営業外収益である受取家賃90,000円を加算した金額です。受取家賃は主たる営業活動から生じた収益ではないため営業外収益に区分され、営業利益には影響しません。選択肢1の1,620,000円は、のれん償却60,000円を販売費及び一般管理費に含めずに計算した金額です。のれん償却は販売費及び一般管理費に表示すると定められているため、営業利益の計算に含める必要があります。
関連キーワード: 営業利益・販売費及び一般管理費・のれん償却・損益計算書・区分表示
次のステップ
この問題が解けたら、本試験はどうですか?
本番形式の模擬試験で実力チェックPremium (月480円)本番と同じ制限時間
他の科目もチェック
解いた後に読みたい解説記事
- 簿記2級
日商簿記2級は独学か通信講座か|工業簿記でつまずく人の判断軸と費用比較
日商簿記2級を独学で進めるか通信講座を使うか、工業簿記でつまずく人向けに判断軸を整理。市販テキスト独学と通信講座の費用比較、3級保有や数字への苦手意識など適性チェック、挫折しやすい論点と切り替えの目安を編集部がまとめます。
- 簿記2級
簿記2級 予想問題 311 問の使い方|工業簿記で 4 割を取りにいく演習設計
日商簿記2級の公式が公開しているのはネット試験のサンプル問題で、年度別の過去問がまとまって手に入る形ではありません。90 分・70% 合格の試験に対し、商業簿記 3 分野 + 工業簿記 2 分野の予想問題 311 問で「仕訳の速度」と「工業簿記の得点率」を作る使い方をまとめました。
- 簿記2級
日商簿記2級 商業簿記の決算整理|有価証券・税効果・一年基準の落とし所
日商簿記2級の商業簿記でつまずきやすい決算整理を論点別に整理。有価証券の保有目的別処理、税効果会計、一年基準による表示区分、当座借越、200%定率法、商品評価損の表示までを式と理由で解説します。


