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日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第44問: 貸借対照表における純資産の部の区分表示に関する記述として、正しいものはどれか。

問題 44 / 63あと 7 問で 80% に到達
中級決算・財務諸表

貸借対照表における純資産の部の区分表示に関する記述として、正しいものはどれか。

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. その他有価証券評価差額金は、株主資本の区分には含めず、「評価・換算差額等」の区分に表示する。

純資産の部は「株主資本」と「株主資本以外の各項目」に大きく分かれ、後者には「評価・換算差額等」や「新株予約権」が含まれます。その他有価証券評価差額金は、期末の時価評価によって生じた未実現の評価差額であり、株主からの払込みでも稼得した利益でもないため、株主資本には含めず「評価・換算差額等」の区分に表示します。よって選択肢2が正解です。選択肢1は誤りです。繰越利益剰余金は会社が稼得した利益の留保額であり、株主資本のなかの「利益剰余金」、さらにその内訳である「その他利益剰余金」に属します。資本剰余金は資本取引から生じた剰余金(資本準備金・その他資本剰余金)を表す区分であり、繰越利益剰余金は含まれません。選択肢3も誤りです。自己株式は資産ではなく、株主に対する出資の払戻しとしての性格をもつため、純資産の部の株主資本の区分に控除項目(マイナス表示)として記載します。選択肢4も誤りです。新株予約権は権利行使されなければ失効するだけで、金銭を払い戻す義務は生じません。返済義務のある負債とは性格が異なるため、負債の部ではなく純資産の部に株主資本以外の項目として表示します。

関連キーワード: 純資産の部・評価・換算差額等・株主資本・自己株式・新株予約権

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