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日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第54問: 次の資料にもとづき、損益計算書の「売上高」の区分に表示される金額と、その表示方法の説明として正しい組合せはどれか。 ・総売上高 9,600,000円 ・売上戻り

問題 54 / 63あと 3 問で 90% に到達
中級決算・財務諸表

次の資料にもとづき、損益計算書の「売上高」の区分に表示される金額と、その表示方法の説明として正しい組合せはどれか。 ・総売上高 9,600,000円 ・売上戻り高 180,000円 ・売上値引 70,000円 ・仕入戻し高 90,000円 ・受取手数料 40,000円 (商品売買とは別に、取引の仲介を行って受け取ったもの)

解答と解説を先に見る(クリックで展開)

正解: 2. 9,350,000円 — 総売上高から売上戻り高と売上値引を控除した純売上高を「売上高」として表示する

売上戻り高 (返品) と売上値引は、いったん計上した売上が取り消された部分・減額された部分であり、企業が獲得した収益ではありません。したがって損益計算書では総売上高から控除し、控除後の純売上高だけを「売上高」として表示します。9,600,000円 − 180,000円 − 70,000円 = 9,350,000円 となるため、選択肢2が正解です (総売上高と控除項目を並べて内訳表示することもありますが、売上高の区分に最終的に表示される金額は純売上高です)。選択肢1は売上値引を販売費及び一般管理費とした点が誤りです。値引は販売活動のために支出した費用ではなく売上そのものの減額なので、費用として計上せず売上高から控除します。選択肢3は受取手数料40,000円を売上高に含めている点が誤りです。受取手数料は主たる営業活動である商品売買から生じた収益ではないため、営業外収益の区分に表示します (仲介業を主たる営業としている場合は役務収益として売上高に含まれますが、本問はそうではありません)。選択肢4は仕入戻し高90,000円まで控除している点が誤りです。仕入戻し高は当期商品仕入高から控除して売上原価の計算に反映させる項目であり、売上高とはまったく関係がありません。

関連キーワード: 売上高・純売上高・売上戻り高・売上値引・損益計算書

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