日商簿記2級 決算・財務諸表 練習問題 第56問: 次の資料にもとづき、貸借対照表の「無形固定資産」の区分に表示される金額の合計として正しいものはどれか。なお、いずれも当期末の帳簿価額である。 ・のれん 4,80
次の資料にもとづき、貸借対照表の「無形固定資産」の区分に表示される金額の合計として正しいものはどれか。なお、いずれも当期末の帳簿価額である。 ・のれん 4,800,000円 ・ソフトウェア 1,200,000円 ・特許権 900,000円 ・借地権 2,000,000円 ・ソフトウェア仮勘定 (制作中の自社利用ソフトウェアに対する支出額) 600,000円 ・長期前払費用 300,000円 ・投資有価証券 1,500,000円
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正解: 2. 9,500,000円
無形固定資産は、物理的な形態をもたないが長期にわたって収益獲得に貢献する資産であり、法律上の権利 (特許権・商標権・借地権など)、のれん、ソフトウェアが属します。本問では のれん4,800,000円 + ソフトウェア1,200,000円 + 特許権900,000円 + 借地権2,000,000円 + ソフトウェア仮勘定600,000円 = 9,500,000円 となるため、選択肢2が正解です。なお無形固定資産は、有形固定資産と異なり減価償却累計額を用いず償却額を直接控除するため、貸借対照表には償却後の帳簿価額 (未償却残高) がそのまま表示されます。選択肢1の8,900,000円はソフトウェア仮勘定600,000円を除いた金額です。制作途中のソフトウェアに対する支出は完成までソフトウェア仮勘定として集計されますが、これも無形固定資産の区分に表示されます (完成時にソフトウェア勘定へ振り替え、そこから償却を開始します)。選択肢3の9,800,000円は長期前払費用300,000円を含めた金額です。長期前払費用は、支払済みでまだ役務の提供を受けていない部分のうち1年を超えて費用となるものであり、無形固定資産ではなく「投資その他の資産」に表示します。選択肢4の7,500,000円は借地権2,000,000円を除いた金額です。借地権は他人の土地を利用する法律上の権利であり、土地そのもの (有形固定資産) ではないため無形固定資産に表示します。なお投資有価証券1,500,000円は投資その他の資産に表示され、いずれの選択肢でも無形固定資産には含めません。
関連キーワード: 無形固定資産・のれん・ソフトウェア仮勘定・借地権・貸借対照表
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